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ブランドのちから、「東京チカラめし」Vol.15

みなさま、こんにちは!

「東京チカラめし」をご存じですか? 
今回は最盛期に130店舗以上あった、このブランドのストーリーを追ってみたいと思います。

牛肉を焼いて、タレを絡める「焼き牛丼」

始まりは東日本大震災、東京から日本にチカラを!

「東京チカラめし」は、2011年の東日本大震災の年にこれまで居酒屋業態を主力で事業としていたSANKOが、日常食業態として開発したブランドです。
震災の甚大な影響で世の中が重く沈んでいたなか、’東京から日本にチカラを!’との想いから名づけられました。
神田ガード下の牛丼屋からスタートしたSANKOの原点ともいえます。

始まりは、神田ガード下からでした。時代を感じる画像ですね。

急激な出店の対価

既存の牛丼とは違い、店内で牛肉を焼いてタレを絡めて提供する「焼き牛丼」はお蔭さまで人気を博しました。けれど急激な出店を進めた結果、人財育成が追い付かない状況に。2週間で平均3店舗の出店スピードは味のブレなど店舗運営を困難にさせ、不振を受けてどんどん店舗が閉店していきました。現在国内では、新鎌ヶ谷店と大阪日本橋店の2店舗のみです。。。

「東京チカラめし」の新たな挑戦、海外ライセンス事業スタート

「東京チカラめし」は香港3店舗に続き、今年2月にはタイ1号店をバンコクにオープンしました。香港とタイ以外の国からも、焼き牛丼を食べたことのある訪日外国人が母国で出したいと、多くの問い合わせが入って来ています。「東京チカラめし」の主力顧客である若年層が多い東南アジアには大きな可能性を見出しています。海外展開に向けて実店舗を見たいというご要望もあり、「東京」に「東京チカラめし」の新規出店を目指しています。

行列の香港店、日本と同じ味をご提供しています。

デリバリーアプリや通販での販売チャンネル

コロナ渦のなか、「東京チカラめし」は出前アプリで注文できるバーチャルレストランのライセンス契約を進め、また自社ECサイトでの販売など、実店舗以外の展開も進めてきました。デリバリー可能なバーチャルレストランがお近くにもあるかも?

あの人気メニューが復刻しました!

・ガーリックねぎ焼き牛丼 680円
・豚キムチマヨ丼 650円
・ねぎ塩焼き豚丼 650円
・油淋鶏唐揚げ定食 730円
・大判チキンカツ定食 750円

東京チカラめし、復活に向けて頑張ってます!

焼き牛丼が鉄板名物メニューではあるものの(がっつりにんにくの効いた醤油だれのガーリックねぎ焼き牛丼が個人的なお気に入り)、牛丼より甘めのタレの豚丼、ボリューム感たっぷりの揚げ物メニューなど、復刻した商品はひと手間加えた丼もの、定食メニューです。
しかも定食はご飯のお替り自由!食べ盛り、腹ペコさん、ぜひどうぞ!
そしてカレーはお子様危険ゾーンの辛さですので、辛さ耐性のある方のみおススメいたします。笑

SANKOには、「東京チカラめし」出身の社員が多くいます。近い将来、「東京チカラめし」の味を東京でもお届けできるよう、みんなで頑張ってまいります!





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