これを読んだら書けなくなる…尊敬するnoterさんの記事。
noteという文章の世界に飛び込んで3か月。
最初は自分の書きたいことを書きたいだけ書いた。
でも全然読まれないし、フォロワーさんも増えない。
独学じゃ無理だと、毎日更新をやめて先輩noterさんの記事を読むことにした。
そして読めば読むほど書けなくなった。
これは決して悪口ではない。
むしろ最上級の褒め言葉であり、尊敬の意味である。
読まれるnoteを書く人の熱量と、自分の中にあるものの圧倒的な差に恐れ慄いたのだ。
私が今一番尊敬…いや崇拝しているnoterさんがこちらの華さん。
この方の文章、本当に好き。
どの記事を読んでも、どんな長文でも最後までずっと楽しい。たい焼きで言うと皮がおいしいだけじゃなく餡もめちゃくちゃおいしくて、しかもぎゅーーーっと詰まってる感じ。
Twitterもフォローしてるけど、Twitterの方も毎日ぐさーっと胸を鷲掴みにする内容を更新されている。
noteやTwitterで「良い文章」を書くために多くの参考記事を見てきたけど、中には納得できないものもあった。
でも華さんの記事は、私には見えなかった角度から自分の文章を見直すきっかけを与えてくれる。
読まれるnoteを書く人にはそれだけの理由がある。1つの記事を書き上げるまでに魂を削り、何度も推敲し、書いては消す作業を繰り返し繰り返し行った上での文章。
SEOを研究し、たくさんの書籍を読み、リサーチをして、求められる記事を極めたテーマ選び。
私にそれがあったのか?
正直にいうと、ない。
「流行りの資産運用なら私もやってたから」
という理由で主婦による資産運用の記事を書いていた。
流行ってるから読まれるの?
それ誰かの役に立った?
読んだ人はどう思った?
私は誰に何を伝えたいの?
誰が私をフォローしたいと思うの?
それをもう一度考え直して、じっくりじっくり丹精込めて納得できる記事を1つ書こう!
…そう思ったらぱったり書けなくなった。
何を書いても役立たずの薄っぺらい紙切れみたいに感じてしまって。
書きたいことはある。
伝えたいこともある。
でもそれが誰に何ももたらすのかまでたどり着けない。
圧倒的勉強不足。
インプットが少なすぎる日常。
自分の能力のなさに悔しくて歯噛みする毎日。
向いてない?じゃあ、やめる?
…でもさ。
悔しいけど好きなんだ、きっと。
好きだからうまく書けない自分に腹が立つ。
もっと成長したいから、誰かに何かを届けたいから、やめられない。
しかも、素晴らしい記事を書く先輩たちがnoteには溢れてる。ご丁寧に、こうしたらいいよってアドバイスを広くたくさんの人に公開してる。
たぶん全員分合わせたらすごい本になるよ。
先輩noterさんの珠玉の名記事集。
これを無料で公開していいの?という、本を1冊読んだ後ぐらいの満足感。
私の記事にはそういう、読んでよかったーっていう満足感がない…。
だから読んでも何もならないだろうという記事のほとんどを下書きに戻した。もう一度日の目を見られるように力をつけてから再公開する。
その日まで待ってて。
過去の私から生まれた言葉たち。
でもね、本当に心が折れかけた時はこの記事を読むようにしてる。
書きたいけど書けない…もう何を書いたらいいのか分からない…。迷子になって書けなくなるほどつらくなったら「そこまで思い詰めなくて大丈夫だよ」って励ましてくれる記事。
その人の好きなこと、なんでもない記事を読みたい時もあるんだって教えてくれた。
そしてこの記事から生まれた私のもう一つのnoteがこちら。
ただ好きなことをつづるだけのnote。
誰かの役に立つかとか、フォロワーさんの数とか、うまい文章とか、スキの数とかを気にしないアカウント。
小学生の子どもと、読んだ本の読書感想文を書き続ける、親子の好きが詰まったnote。
でもさ、このアカウントで書いた記事は今まで書いてきた中で一番スキが多かったりする。(スキは気にしないとか言っておきながら、スキの数に言及するのもおかしな話だけど)
実は資産運用の記事は最初はスラスラ書けたけど、たったの5記事で書くことがなくなった。
だけど読書感想文の記事は書くのが追いつかないくらい毎日おすすめしたい本が増えていく。
長男が年間500冊、二男が年間200冊も本を読むからとてもじゃないけど紹介しきれないのだ。
noteの更新の仕方って人それぞれで、1記事に本を執筆するぐらいの情熱をこめるもよし、ブログがわりにするもよし、正解はないんだよねきっと。
ただ、目的があるならその目的に向かうための努力は必要。
私はあえてアカウントを2つに分けることにした。
今書いているこのnoteは、将来webライターになるための勉強アカウント。
良い文章を書く。
スキの数やフォロワーさんの数も増えて欲しいと思うし、誰かの目に止まるものを書く。その中で何度も書き直すこともあるだろう。そうやって成長していくものにしたい。
もう一つのnoteは好きなことを書き続ける。
どちらも私。
1人で複数アカウントを運営してる人って実は結構いるそうで。全く別の顔があったっていいよね。
▼色んな顔。でも全部私。
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ずっとこのnoteを更新できずにいましたが、まずは今の状況と想いを書かせてもらいました。これからも更新頻度をあげるのではなく、1つずつ丁寧に考えて記事を書いていこうとおもいます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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