最近の記事
マガジン
記事
合理的配慮 について:産業衛生学会(広島)シンポジウムを踏まえて(JES通信【vol.185】2024.8.9.ドクター米沢のミニコラムより):学会報告その2
毎日とんでもなく暑い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 熱中症やコロナ第11波など、気になることはたくさんありますが、これらに関しては昨年8月のコラムをご参照ください(資料1)。基本的な考え方・対策は変わっていません。今回は2024年5月に行われた 第97回日本産業衛生学会(資料2)の報告も兼ね、障害者の合理的配慮を取り上げます。 ▼産業衛生学会で取り上げた背景 この春、合理的配慮をめぐる報道を目にする機会が増えました。2024年4月から、自社
産業精神保健学会誌「職場のアルコール問題の解決」の読みどころ(JES通信【vol.184】2024.7.10.ドクター米沢のミニコラムより)
アルコールの話が続いて恐縮です。当社のメルマガ、JES通信にも今回のアルコール特集を紹介したコラムを掲載しましたので転載します。 すでにご案内しましたように、米沢が編集委員を務める日本産業精神保健学会の学会誌「産業精神保健」第32巻2号に、特集「職場のアルコール問題の解決」が掲載されました。本特集は米沢と当社スーパーバイザー春日未歩子が編集責任として関わりましたので、今回は各論文の読みどころをご紹介します。 アルコール依存症は、かつてはアル中(慢性アルコール中毒)と