サナフミ

真田史也。パパのインタビュアー。「パパとしての自分」を語ってもらうインタビューをオンラ…

サナフミ

真田史也。パパのインタビュアー。「パパとしての自分」を語ってもらうインタビューをオンラインで実施中 パパが自身の価値観や考えを整理し、ご自身の言葉で語るインタビューを目指しています。 「100%他者肯定」2児のパパ。教育企業の勤め人。趣味:内省

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  • パパたちの気づき

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    参加したオンラインコミュニティの活動での学びをまとめています。

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    わが子が15歳になったときに渡す手紙です。

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パパのインタビュアー、サナフミです

はじめまして真田史也です。気軽にサナフミと呼んでください。 個人の活動として「パパの1on1インタビュー」をしています。普段は、教育関連の企業の社員で、2児のパパ(長女5歳と長男3歳)です。 湘南の地域に住んでいて、海や山に行くのが大好きです。 他にも、日本文化、ピラティス(インストラクター)、哲学、陸上短距離、書店散歩、納豆などが好きです。(バラバラとすみません) 2020年7月にパパの1on1インタビュー(オンライン)の活動をスタートし、これまで60人を越えるパパと1

    • パパの1on1インタビューとは「普段開けない引き出しを、一緒に開ける時間」

      パパの1on1インタビューとは何か。 私にとっては「パパにとって価値ある時間とは何か」という問いでもあります。 これまで60人を越えるパパとの1on1インタビューを実践してきました。その経験を通じて、おぼろげながら、問いに対する答えの輪郭が見えてきたので、ここに一度、文章としてまとめてみます。 *筆者や具体的な活動内容については、こちらをお読みください。 はじめにパパの1on1インタビューは「とりあえずやってみる」と特に準備することもなく、活動がスタートしました。何か

      • なぜパパの1on1インタビューを行っているのか

        パパインタビュアーのサナフミです。 どんなことをやっているかは、こちらの記事をご覧ください。 2020年7月より、パパの1on1インタビュー(以下、パパインタビュー)をスタートし、現在までに50人を越えるパパのお話を伺ってきました。 一つの区切りとして、「なぜインタビューを行っているのか」を言葉にしておきたいと考え、筆をとった次第であります。 長文となりますが、よろしければ、お付き合いください。 はじめに“なぜ”を考えるにあたって、そもそも何を考えるのかを考えてみまし

        • パパと娘の距離を測るために必要なこと

          今日の「パパとしての1on1」40代後半 13歳の子を持つパパ(仮称:かずおさん)から一部を紹介。 私の娘は、中一で13歳になりました。娘と父との距離感がわからないと感じていて、どのように縮めていくのかということに悩みを持ってます。 子どものことを考えるときに、「ここまでは理解できるようになった」とか「ここまでは子ども自身でできる」などの、前提を揃えるのが非常に難しいです。 私は、今まで毎日出社していたのですが、コロナの影響で、家にいる時間が長くなりました。その結果とし

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        記事

          パパとわが子のベストなバランスを見出そう

          今日の「パパとしての1on1」40代 10歳の子を持つパパ(仮称:おさむさん)から一部を紹介。 パパとわが子の良好な関係をこれからも(反抗期になったときも)継続していきたいと考えているおさむさん。彼の考える良い関係とは、フラットな関係性が8割、物言い(言うべきことを言う)が2割。 フラットな関係とは、一緒にTVゲームをして「イエーイ勝った」みたいに、友人に近い感覚。子どもだから、パパがわざと負けるとか、手加減とかしない。一方、物言いの感覚とは、「殺す。殺す」とゲームで言い

          パパとわが子のベストなバランスを見出そう

          「子育てはビジネスではない」に気づくまで

          1on1でのあるパパの気づき。 「お子さんには、どんな子に育ってほしいですか」 サナフミから、ゆうやさん(仮名)に問いを投げかけたとき、「なんと言いますか、まともな人間になってほしいですね」と答えが返ってきました。そこから、この気づきへの深堀ストーリーが始まります。 ゆうやさんも、さすがに漠然としすぎていると感じたようで、自分が受けてきたことや足りないことをカバーして、まともになってほしいと付け加えました。 まだざくっとしていますね。 そこでサナフミより「まともな人間

          「子育てはビジネスではない」に気づくまで

          大切にされたと感じるからこそ、人を大切に想える

          1on1でのあるパパの言葉。 ゆうじさん(仮名)は幼少期、父親へ不満を持っていました。父親は、一緒に遊んでくれることもなく、いつも厳しく、わが子でも寄せ付けない雰囲気があったそうです。 ゆうじさんにとって辛かったのが、「相談ができなかったこと」話したいときに、話を聞いてもらえない。特に顕著だったのが、高校・大学受験のとき。志望校の相談はもちろん、すべり止めの受験をするかどうかすら、話し合いができなかったと言います。(すべり止めを受けるくらいなら、受験させない、浪人も許さな

          大切にされたと感じるからこそ、人を大切に想える

          flier book labo 読書会での学び

          8/27 高津尚志さんをゲストとしてお迎えし、荒木博行さんのファシリテーションにて、flier book laboの読書会が実施されました。 テーマ本はユヴァル・ノア・ハラリの『21Lessons』 2時間があっという間の白熱した読書会でした。 鉄は熱いうちに打て、的に個人的な学びを書いてみたいと思います。 「Stop to thinking」から「Stop to think」へまず議論をするにあたって、ポイントとして提示されたのが、「考えることをやめる」状態から「考え

          flier book labo 読書会での学び

          親になったからこそ、子どもであることを思い出す

          数ヶ月話をしていない母の様子が気になり、この暑さにバテていないかと、なんとなく母親に電話をかけました。 近況を聞いてみると、年齢を重ねてもアクティブな母は、8月、毎週外出の予定を入れていたようです。ただ、そんな母でも、連日の暑さに「さすがに疲れたわ」と漏らしていました。 内容はたわいもないことでしたが、何か特別なことはないとき、親に電話をかける感覚が新鮮でした。会話続くのかな、って思ったりしましたが、結構話せるものですね。 親子関係って千差万別で、いろんな形があると思い

          親になったからこそ、子どもであることを思い出す

          noteの毎日投稿が途切れそうになった人間の懺悔

          数ヶ月ぶりに、毎日更新が途切れそうになっていました。 ほぼ毎日23時ごろまでには、noteを更新するようになっているのですが、ときにオンラインイベントや家族の関係で時間が確保できなくなります。 誰に更新を頼まれているわけでもなく、何か大きな目標を持っているわけでもありません。ただ、1月1日から始めた記事の投稿が200日以上続いてきたので、それを途切れさせたくないと考えるようになっています。 不思議なものですね。今まで持っていなかったものを持つと執着する心が芽生えてくるの

          noteの毎日投稿が途切れそうになった人間の懺悔

          #39 いつか思い出させる身体の記憶

          (4歳のわが子が15歳になったときに渡す手紙です) 君は最近、ボディボードや浮き輪を楽しむようになりました。ついこの前まで、波を怖がって、水に顔をつけるのも戸惑っていたのが、嘘のようです。 水位の深いところは怖がり、浅瀬でずっと遊んでいるあたりは、しっかり者の君らしいです。大自然を全身で感じつつ、その怖さも知る。そんな経験になっているようです。 今の君は、海や山に行くことはありますか。どんな楽しみ方をしているんでしょう。いくらテクノロジーが進化していると言っても、海で感

          #39 いつか思い出させる身体の記憶

          センス・オブ・ワンダー 〜子どもたちへの一番大切な贈りもの〜

          〜子どもたちへの一番大切な贈りもの〜 これは、帯に書かれた言葉。 私の中での、今年の”帯大賞”として表彰したい文言であります。 「子供」ではなく「子ども」、「贈り物」ではなく「贈りもの」と表記する感覚が、私にピッタリな語感でした。子は”お供”する存在ではない。そして、贈られるのは、物(形ある物)に限らない。そんなニュアンスを感じられます。 箱根の山で自然からパワーに癒されまくった夏休み明け、ビジネス世界に舞い戻り、なんだかなーと思いながら立ち寄った書店で、この本と出逢いま

          センス・オブ・ワンダー 〜子どもたちへの一番大切な贈りもの〜

          オンラインコミュニティの友達へ、お土産を買いたい問題

          先日の書いた記事に引き続き、オンラインとリアルの境界線を考え続けているこの頃。  夏休みに旅行に行った際、お土産でも買おうかとお店に入った時、オンラインコミュニティで交流している人のことが頭に浮かぶ。と同時に、お土産を買って渡せない問題が発生する。そもそも、。お土産を渡すどころか、まだ直接会ったこともない。 物理的な諸条件はさておき、お土産を買って郵送で送ればいいではないか、と考えたりもする。しかし、郵送で送るためには、住所を教えてもらわなければならない。メルカリのように

          オンラインコミュニティの友達へ、お土産を買いたい問題

          わが子の命を守る自分の将来に期待する

          2歳児は天使であり、悪魔であります。話すことがしどろもどろで、ときにユーモア溢れる発言をして、周りを笑顔にします。その一方、「イヤだ!」と泣き叫び、周りを気にせず、自分の感情をあらわにします。 こんなご時世ですが、先日人数制限をしているプールに2歳のわが子を連れていきました(4歳の娘も一緒に)「プールサイドは走らない」と書かれた看板の前で、全力疾走で移動。 頭を打たなかったのが奇跡ではないかと思うくらい何度も転ぶので、こちらはヒヤヒヤしてばかりです。もちろん手を繋いで歩い

          わが子の命を守る自分の将来に期待する

          オンラインコミュニティで交流している人は、リアルの友達なのか

          今やリアルでのイベントや活動が制限されている中、オンラインイベントやオンラインコミュニティが身近なものになってきましたね。 私自身も、実際、同じ物理空間で顔を合わせたことがない人と、オンラインのみで交流する機会が増えてきました。そんな中、「オンラインコミュニティで交流する人は、リアルの友達と言えるのか」という問いが、先日参加した読書会で投げかけられました。 その場ではすぐに答えられなかったので、改めてこの問いについて考えてみたいと思います。 オンラインのつながりとは何か

          オンラインコミュニティで交流している人は、リアルの友達なのか

          #38 思い出を自らの手で形にして残す

          (4歳のわが子が、15歳になったときに渡す手紙です) 最近、君は、らくがき帳で絵や文字を描くようになりました。黒いペンを片手に、ダイナミックに画用紙の全面を使って表現したいことを描いています。 それも最初は丸や三角の図形を描くだけだったのが、出かけた場所や家族のこと、幼稚園の友達のことを描くようになってきました。お友達の似顔絵と名前を書いて、一緒に遊んだことを説明してくれることもあります。 (画用紙にイラストを書いて、説明。まさにプレゼンテーションですね) 15歳になっ

          #38 思い出を自らの手で形にして残す