歩くことでみつけた自分らしさ~宇宙のリズムとつながった
2001年にビオダンサ(Biodanza)というワークショップを受けた時に強烈に感じたのは「これが私なんだ!」という感覚でした。
そんな風に感じたことは、それまでの人生になかったので、かなりの衝撃を受けました。
「自分らしく生きたい」と思って、はたから見たらハラハラするような人生を歩みながら、その時その時で自分のやりたいことをやってきたつもりでしたが、その結果幸せになれたのか?自分らしくなれたのか?と問いかけられたら、答えはNOでした。
ビオダンサのワークショップが終わって、数日がたち、そこで感じた生きている感覚、幸せな感覚、自分らしさは、日常生活の中に消えて、溶けてなくなってこうとしていました。
「本当の私」がどこかに行ってしまう・・・・・。
しかし、そんな喪失感をいだきながら、思い出すように道を歩くとまたあの感覚が戻ってきます。
ワークショップの中でかかっていた曲を思い出して、そのリズムに合わせて歩く。
すると、よみがえってくる、「これが私なんだ!」の感覚(笑)
はじめてビオダンサのワークショップで、音楽にあわせて歩いた時に、「宇宙のリズムとつながった」と思いました。
自分らしく生きる≠自分勝手に生きる
ではなかったのです。
自分らしく生きる=宇宙のリズムとつながって生きる
なのだと感じたのが20代の終わりごろ。
そして週に1度はこれをやらないと、
宇宙のリズムが定着しないから、
もうすべてを投げ捨てて、
ビオダンサをやるために
イギリスに行っちゃおう
そんな安易な、しかし切羽詰まった要求から出た決断がそこにはあったのでした。
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