過去に書いた文章は捨てたいけど捨てれない
ちょこっと水商売について書くために、銀座時代のFacebookを見てみた。
恐ろしい事をいっぱい書いていてアタマが痛くなったが、自分自身が滑稽でもあるから、よく他の記事を晒すように、自分の書いたモノも載っけとこう。
昔からの銀座のことわざ「美人は黙っとけ、ブスは気を使え」というのが最近のお気に入りのフレーズです。
美人がむやみにフレンドリーに振る舞ったり、営業メールしても、それは口説く「隙」を与えて美人の価値を下げるだけ。たまにニコッと笑うだけで、ブスが一所懸命気を使ったおもてなしを木っ端みじんに粉砕するんですよね(T_T)でも
「花の色は移りにけりないたずらに」
というもので、美人の難しさは年齢とともにそれが通用しなくなるわけで、かといって元美人が必死で過去の栄華を取り戻そうとする姿は無惨です。
一方「ブスは気を使え」というのは気を使うのは対お客様だけではなく、自分の身なりや、仕草などにも気を使えと言っているわけで、歳いったら天衣無縫の元美人に、気を使うブスが圧勝するのは当然の成り行きです。
極端な言い方をすると「美人薄命」ということわざは、美人は命が短いという事柄を言っているのではなく「美人ははよ死んだ方が良い」と言っているような気もします。
女性の容姿のこと書くと女子から大ブーイングでしょうけど、黒服という立場はブスの更に下で、どんなに頑張って接客しても、新規開拓しても、女性の笑顔に全部持ってかれてしまう。悲しい位置にあるので、まあ愚痴と思って御勘弁を~。
ヤバいね。水商売すると頭おかしくなるんだな。
こんなのも。
金曜日のこの時間帯、銀座の飲食店はホステスとの「同伴」客だらけなんでしょう~。最近の傾向は、お店でできるだけお金を落としてもらいたいホステス側の思惑や、口説ければどこでもいいというお客様の発想の陳腐化があって、「同伴」も低価格化が進行しております。
しかし、「同伴」の本来の目的は「俺はこんな美人を連れて飯食ってるぞ!どうだ!」というもので、ある種の軍事パレードであり、その舞台が安い居酒屋や個室系というのは、なんとも残念な話で、どうせ同伴するならしかるべきお店を選びたいものだ。
こう言っちゃ女性から怒られるだろうが、男性にとっての最強の装飾品は車でも時計でもない「連れて歩く女性」である。「美人と一緒にいるだけで偉くなった気分になるから、駅で電車を待つ時は、できるだけ美人の隣で待つようにしている」と宣った友人がいるのだけど、全くもってその通り!と感銘を受けた。
ん~。まあ、この「美人」という装飾品。生ものなので、取り扱い注意並びにメンテナンスが難しいことこの上なし、なのです。
2012年のタイムラインなので、もう店が急激に傾いていった頃だと思う。傾く原因は度重なる内紛で、僕のガバナンス能力のなさに起因している。
あ~。黒歴史、黒歴史。何もいえん。
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