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今、好きな曲|好きな曲は気分で変わる

『my crush』

昨日、見つけた曲である。

見つけてからのこと、ずっと聞いてる。
体が曲を離さない。

それぐらい好き。


、、、という現象は私の中でよくある。
なんとなくネットサーフィンしてて、いい曲があったら、体が満足するまで聞き続けてしまう。

けど、その有効期限は短い。
大体1週間も経たないうちに聞かなくなっていて、違う曲に乗り移る。

そもそも、音楽を聴くときは、自分のその時の気分が大きい。
なので、落ち込んでない時に悲しい曲は聞けないし、テンションが上がってない時に明るい曲は聞けない。

ある程度心が落ち着いたら、その曲はもう体が欲しく無くなる。

なので、毎回、うおおおお!いい曲に出会った!最高!って気持ちになって、いつの間にか聞かない曲となる。
でもまた、同じ心境になったら、うおおおお!!状態に戻る()
私の体って単純なんかもしれん。。笑

なので、好きな曲って案外あるようでないのかもしれない。
もちろん出会ってきた曲全部好きである。
けど、好きだから聞き続けれるかって言われたら、、無理である。。。

なので、学生の頃はカラオケに行っても、歌える曲がなかった。
正直今でもない。
確かに好きだ。けど、気分じゃないと歌えないし、そこまで深くも聞いてない()
本当に感情浄化のために聞いてるだけだから、曖昧にしか覚えてないのだ。
(1フレームとか)

なので、歌うとなると、ちゃんと覚えないと歌えないし、練習しないと歌えない。
音楽好きだけど、歌う曲なくて毎回ちょっと困っていた。(でも曖昧のままたくさん歌ったよ!)


と言っても、たまに、ずっと好きな曲がある。
それは手に数えるほどだけど、なんだか定期的に聞いてしまう曲がある。

今回の曲はそんな感じがした。

私は、好きな曲ならジャンルは問わない。
ボカロも初期の頃から聞いている。

最近流行りの曲だってよく聴くし、おおお!!と毎回テンション上がったり、感動したりする。

けど、ボカロ自体にそこまで感動を覚えない。
なんというのだろう、技術的にすご!!とか、ここの歌わせ方うま!!とか技術的なちょくちょく感動は覚えるのだけど、ボカロはボカロだなぁって客観的な(?)単調的な気持ちで終わる自分もいる。(伝え方が難しいね!)

そのせいなのか、歌ってみた系の曲も読み漁って、ボカロより人のカバーをリピートしてたりする。

ボカロが嫌いとかそんな気持ちはない。
なんというか、感情浄化のために聞いてるせいなのか、ちょっと感情を感じたいのかもしれない。

だけど、今回知った『my crush』って曲の初音ミクの歌い方が、凄く感情を感じられた。
ボカロにこんな感情的に感動したのは初めてである。

コメント欄で、「人が歌っているようでミクでもある。」って言葉に深く感動を覚えた。
本当にその通りだなって。

そしてこんなに、ボカロに感情を乗せて歌わせれる人がいるんだって2重の感動に包まれた。

私が求めてたボカロの歌わせ方はこれだったんだろうな。って、やっと出会えた感じもあった。

なんだかとっても綺麗なのだ。

暗いのに、初音ミクの歌声がとってもキラキラして聞こえるんだ。

初音ミクの独特な機械音もハスキー声に聞こえてきてとっても好きなんだ。

歌詞の内容通り、どこか哀愁や寂しさを感じた歌声がとっても、静かな夜で細々歌っているようにも感じられる。

初音ミクが、現実の世界で歌っている情景が不思議と思い浮かぶのだ。

生きてる。。そんな心境にさせられる曲である。


私はボカロにも、ちょっと生きていて欲しかったのかもしれない。


最近の流行りの曲はどこか、ボカロを使って、ロボットと人間は違うんだぞ!私はロボット!って強いメッセージ性のあるもの、ボカロ(機械)の自我をテーマにしている部分があるように思う。
それはとてもキャッチーで面白い発想だとは思うが、少し、ボカロに対して可哀想な気持ちが湧いていたりもした。
ちょっとだけ粗末に扱われているような。でもロボットとして生まれてきた以上仕方がないのかなって。。。

けど、今回『my crush』を聞いて、ボカロはボカロであり、ボカロならではの良さがあり、歌い方があるんだ。って気付かされたように思う。
初音ミクが生きていてよかった。そんな気持ちでいっぱい。

そんな部分がいい意味で生かされている曲だなって。

なんだかとっても出会えてよかった曲なので、noteでシェアしたくなった。

この曲ばかりはボカロ推しである。
たくさんたくさん、初音ミクとして歌っている世界に浸って、感動していたい。
カラオケでも歌えるようになりたいな。

作ってくれた製作者に感謝。
ありがとうございます。大事にさせていただきます。

さな


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