41.種をまいている|ひがちゅんさん【応援note #1】
「応援note、はじめます」
そのツイートに1番にDMをくれたのが、ひがちゅんさんだった。
DMをいただいた時は私からのまだフォローバックを返していなかった。
その行動力とか迷いのなさに正直言って驚いたしものすごくうれしかった。
はじめての応援note。
ひがちゅんさんの想い、しっかりつづらせていただきます。
↓ひがちゅんさんTwitter
↓ひがちゅんさんInstagram
↓ひがちゅんさんnote
■旅と教育と野球
Zoomをつないで、世間話を少しした後、noteに書くために一番にした質問は、「今って何やってるんですか?」だった。
ひがちゅんさんのnoteを覗いてもらえればわかると思うが、たくさんのことに手を出しており、「今現在進行しているものってどれなんだろう」というのが本音だった。
実際聞いてみると
メインは
・GTP(海外教育プログラム)スタッフ
・高校野球酒場球児園(高校野球をコンセプトにした居酒屋)でバイト
・TABIPPPOのインターン
他にも
・大学と地域を結ぶNPO
・地元栃木の町おこしプロジェクト
・留学のSNSインターン
など、さまざまなプロジェクトをはしごしてやっているのだとおっしゃっていた。
いや、やりすぎやろ。体いくつあんねん。
特に力をいれてやっているのはメインの3つだそうだ。
Grobal Teacher Program(通称GTP)では、過去にGTPを通して海外で先生をする経験をし、現在は運営スタッフとして活動されているそうだ。
残念ながら今年の夏の開催はなくなってしまい、次の春の開催も検討中とのこと。現在、春以降の参加希望者を募っている。
ひがちゅんさん自身、このプログラムでの経験で生きている部分が多いそうだ。現在運営スタッフということもあり、海外や教育に興味のある学生に声をかけているそう。
興味のある学生はぜひ下のHPから、もしくはひがちゅんさんのTwitterからDMして詳細を聞いて見てほしい。
↓Grobal Teacher Program HP
それから、東京都千代田区に位置する「高校野球酒場 球児園」のバイト。
ここは高校野球をコンセプトとした居酒屋になる。
もともと小学生のころから野球をやっており、高校生の時には県大会優勝やベスト4入りを果たすなど、学生生活を野球に注いでいた。
大学に入り、野球からは手を引いて、自分のやりたいことのために時間を使おうと決めたそうだが、野球に対する愛は変わらなかった。
そのため、野球に関するアルバイトをやりたいと考えたと言う。
バイトを探しているとき、「野球」と検索ワードに入れ、出てきたのが球児園だったそうだ。
最初に見つけたときは募集が終了しており、あきらめて別のバイトを始めたそうだ。しかし、そのバイトが合わなかったこと、せっかく時間を使うなら自分の好きなことに注ぎたいと思い、再度検索をかけた。
そこで球児園が追加募集をしているのを見つけ、応募したそうだ。
球児園には、現役審判や元高校球児、あるいはプロの選手が来店されることも多いらしい。
最初はおとなしくお客さんと話すこともあまりしなかったというひがちゅんさんだが、少しずつお客さんと会話するうちに自分の高校時代の経験を話すことで喜んでもらえることに気づき、今では積極的にお客さんと話している。
また、新たな企画を打ち出したり、既存のTwitterアカウントに加え、アルバイトスタッフのみで運営するアカウントの提案など、実務外での提案も積極的に行っているのだそうだ。
飲食店のためコロナは逆風だが、SNSの活用などを通しがんばっているそうだ。ぜひTwitterも覗いてみてほしい。
↓球児園Twitter
↓球児園スタッフTwitter
そして、TABIPPPOのインターン。
TABIPPOとは、「旅で世界を、もっと素敵に」をビジョンに掲げ、旅を軸としてイベントやメディア、マーケティングなど、多角的な事業展開を行っている。
ひがちゅんさん自身が旅をし、今まで見聞きしてきたものの「ホンモノ」を体験した。その旅に対する想いは彼のnoteにもつづられているからぜひ見てほしい。
そして、その旅を広めているTABIPPOの事業に惹かれ、インターン先に選んだそうだ。加えて、マーケティングや経営を学べること、TABIPPOの社風自体も気に入っていると言う。
ひがちゅんさんはインターン生として、広報を担当している。
その他たくさんのプロジェクトにジョインしているひがちゅんさん。
私ですら「2年生ですごいね」といわれるが、ひがちゅんさんはそれをはるかに超えていた
彼の行動力と行動量は驚くばかりだ。目が離せない。
■野球との高校時代
先ほど述べたように、現在はさまざまなプロジェクトに手を出し、いろいろな種類の挑戦をしているひがちゅんさん。
しかし、高校までは現在と打って変わって、野球一筋だったそうだ。
現在の行動力、ひとつのことに没頭するよりも多くのことに手を出していく姿勢は、これまでの学生生活を野球一筋にしてきたことが要因のひとつでもある。彼自身がそう分析している。
もちろん、今まで野球ばかりしてきたことは決して悪いことだと思っていないとおっしゃっていた。
小中高でひとつのことに没頭するからこそ、周りから応援されることも学べたこともある。
そして逆に、何かに一筋になることは十分に学んだので、今度は興味のあるものすべてに手を出していきたいと思っていると話してくださった。
高校は私立の強豪校に入学したひがちゅんさん。
野球を続けていきたいと思った決意はよかったものの、プレッシャーなどからイップスを発症したそうだ。
イップス (yips) は、精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、突然自分の思い通りのプレー(動き)や意識が出来なくなる症状のことである。
―――イップス - Wikipedia より
この経験はひがちゅんさんの人生において大きな出来事だったらしく、彼の自己紹介noteにもあるのでぜひ読んでほしい。
そしてこのnoteの中にひがちゅんさんの心の支えとなった一人の作家の名前が出てくる。
それは、喜多川泰さんだ。
ひがちゅんさんが喜多川泰さんの自己啓発本に最初に出会ったのは、高校受験の時だったそうだ。お父様に勧められ、読み始めたという。
高校受験の時も、イップスで思うように体が動かない時も、ひがちゅんさんにとっては厳しい状況だった。
しかし喜多川さんの本は、そんなひがちゅんさんに優しさだけでない、ちょうどいい言葉を投げかけてくれたと言う。
少し話がそれるが、Official 髭 男dismの「宿命」の歌詞に「『大丈夫』や『頑張れ』って歌詞に 苛立ってしまった そんな夜もあった」というフレーズがある。この歌詞がぐっと刺さった人も少なくないのではないだろうか。
苦しいときやつらいときは、優しさや励ましだけでなく、その中間のちょうどいい言葉がほしいと思うものだ。
それはすごくわがままなのだけれど、その言葉が現れた瞬間、すごく救われるしやる気にさせられる。
喜多川さんはきっとその中間のちょうどいい言葉を書いていたのだろう。
だからひがちゅんさんの転機ともいえる経験を乗り越えるきっかけとなったし、心に残る作家でもあるのだと思う。
また、喜多川泰さんの存在は不思議なもので、先ほど紹介したGTPの代表 ひらしんさんも喜多川さんのファンだったそうだ。
その部分で話が合った縁もあり、ひがちゅんさんはGTPに参加している。
人生の大きな転機は、後にもっと大きな転機を連れてくるものなのかもしれない。
■将来のために種まきを
最後に、ひがちゅんさんの「これからやりたいこと」について。
大学卒業までと、卒業後の2つのフェーズにわけて話してくださった。
まず、大学卒業まで。
ここは「花壇にとにかく種をまく段階だ」とおっしゃってた。
今は水はやらなくていい。肥料も後回しでいい。
それよりも、とにかくたくさんのことにチャレンジして、自分の花壇の中にチューリップや、バラや、アサガオみたいなたくさんの種を植えることに注力したいと話してくださった。
実際、最初に書いた「今やっていること」以外に、以前は洋服のブランドを出したり、Instagramのインフルエンサーを目指してみたり、ヒッチハイクを経験したそうだ。
時々、花壇の外に種をまいてしまう…つまりキャパオーバーしてしまうこともある。
そうならないよう気を付けながら、現在は「教育・旅・野球」を主軸とし、興味のわくものにどんどん手を出していきたいと思っている。
そう語ってくださった。
そして、大学卒業後について。
「現時点で、夢みたいなものはない」とおっしゃっていた。
しかしそれはネガティブな意味ではなく、現在まいている種次第ということだ。
自分では種には水をやらないつもりだが、もしかしたらどこかの誰かが自分のがんばりを見て、勝手に水をあげてくれることがあるかもしれない。
これは、他力本願というわけではなく、自分の挑戦を認めてくれる人がいる可能性も信じているということだそうだ。
実は「今は種をまいている段階」という言葉をくれたのは、ひがちゅんさんのお父様だそうだ。
夢や目標がはっきりとないこと、特にコロナで先行き不安な状態だが、もう大学2年生で学生が終わる日もそう遠くない。
その不安を抱えた中でのお父様の言葉はとても心強かったという。
イップスの時は喜多川さんの言葉に救われ、今はお父様の言葉に勇気をもらった。
言葉に元気づけられてきた人生だ、とひがちゅんさんは振り返っている。
ただし、大学卒業までに教員免許を取ること、最終的にひがちゅんさんのお父様が経営されている会社を継ぐことは決めているらしい。
ひがちゅんさんのお父様は書道の会社を経営をされているそうだ。
これまで書道をやるように強制されたことは一度もないらしく、むしろ「筆を持たずにずっとバットを握っているな」と冗談を言って笑ってもらえるほどだった。ひがちゅんさんが野球をすることを応援してくれていたのだ。
だから大学に進学するまではひがちゅんさんも会社を継ぐ意思はなかった。
大学に入ってお父様と語り合う機会が増え、会社を継ぎたいと思うようになったそうだ。
書道をやったことがないひがちゅんさん。
だが逆に、やったことがないからこそできることがあるのではないかと考えているそうだ。
そのためにも、今は種まきの期間。
やりたいこと、興味のあること、ひがちゅんさんはできるならそのすべてに触れようとするのだろう。
ひがちゅんさんの行動力から目を離さないようにしていきたい。
↓ひがちゅんさんTwitter
↓ひがちゅんさんInstagram
↓ひがちゅんさんnote
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応援note詳細はコチラのnoteまで。
あなたの熱い想いを聞かせていただける日をお待ちしています。
いつも読んでくださってありがとうございます。