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神田正信 Masanobu KANDA
2021年3月13日 13:56
「着脱式」 25 × 21 ㎝ 油絵具 / テンペラ乳剤混成 板 2017 (本作品はアイコ ンに使用している作品と同じ構図で描い
2021年7月8日 12:45
「解放」 25 × 21 ㎝ 油絵具 / テンペラ乳剤混成 板 2017 ( noteホームのヘッダーに使用している作品です ) 「顔」は人間を最も象徴する存在確認の「装置」ではないでしょうか。 親子4人が一つの部屋で寝ていた幼少期。わが家の長押(なげし)には
2021年1月5日 15:40
「夜の底」 25×21㎝ 油絵具 / テンペラ乳剤混成 板 2017夜はひっそりと更けて行き音も無く。眠りながらも目醒めているような感覚が心地よいと想うのです。2021年1月。COVID19の攻勢が続いている。現存する人類の誰もが未体験の社会全体
2022年1月6日 00:09
「哲学者」 25 × 21 ㎝ 油絵具 / テンペラ乳剤混成 板 2017 詩的哲学者といわれるガストン・バシュラールの著作「空間の詩学」(岩村行雄 訳 ちくま学芸文庫)を拾い読みしてみました。 人間をとりまくきわめて身近なさまざまな空間(特に小空間 )~ 家、部屋、抽出、箱、戸棚、巣、貝殻、片隅 、などなどを”哲学” して い
2021年5月25日 00:31
「ふたつとない幸福」 25 × 21 ㎝ 油絵具 / テンペラ乳剤混成 板 2017その闇はやわらかいけれど香りを放たない。音楽も聞こえない。じっと動かずただ沈黙しているだけなのです。夜の暗さは想像力を刺激します。子
2021年8月18日 21:07
「空ろな肖像」 25 × 21 ㎝ 油絵具 / テンペラ乳剤混成 板 2017ぼろぼろと表皮が剝がれていく張りぼての肖像。うすく微笑んでいる空ろ(うつろ)な張りぼては云わば中身のない外づら。世間に向けた外貌に他なり
2021年9月23日 15:12
「傷ついた仮面」 24 × 17.5 ㎝ 油絵具 / テンペラ乳剤混成 板 2017仮面にはなぜだかパックリと傷のような裂けめが。 外貌であるはずの仮面を外したなら果たしてそこに本当の素顔があるのでしょうか? 自分の内面にもうひとりの別な自分が潜んでいるような
2021年6月4日 18:37
「角をもつ詩人」 25 × 21 ㎝ 油絵具 / テンペラ乳剤混成 板 2017詩人はパラレルワールドを彷徨します。夢に導かれたもうひとつの世界の意識の旅。呼びかけても呼びかけてもそれは遠ざかっていくばかり・・・
2021年8月5日 00:29
「花はどこへいった」 25 × 21 ㎝ 油絵具 / テンペラ乳剤混成 板 2017メリメリと内側から顔を破り裂き出現したこの蓮のようにみえる花は果たして脳髄から湧き出でそれを養分とし花開いたのでしょうか。 (蓮は泥の中から出て美しい花を咲かせるところから汚れなき花とされ特に仏教ではその象徴
2021年1月28日 21:33
「夜の果て」 25×21㎝ 油絵具 / テンペラ乳剤混成 板 2017そこはまるで深海か宇宙のよう(そのどちらへも行ってみたことは無いのですが)音楽も聞こえない、誰もいない、何もない夢物語。時代が疫病に翻弄され続けています。人類の危機の序章? 情報化社会と言うけれどその情報も感染し
2021年3月3日 12:52
「軽い胸さわぎ」 25 × 21 ㎝ 油絵具 / テンペラ乳剤混成 板 2017夜が明けたら鳥は大空へ向かうことでしょう。しかし鳥は空に支配され彷徨するのかも知れません。籠の中で羽ばたく鳥は何を意味するのでしょうか。人類が存続し続ける限りその歴
2021年4月17日 01:34
「真夜中の目撃者」 25 × 21 ㎝ 油絵具 / テンペラ乳剤混成 板 2017晴れた夜には夢をみる。夢は自分だけの覗き窓。夜はしっとりと暗く心地よい。夢はいつも未解決の僕自身の中への旅立ち。画中の人物(?)は自分自身のブイヨンスープを飲むのだろうか。
2021年2月5日 14:52
「採耳記」 25 × 21㎝ 油絵具 / テンペラ乳剤混成 板2017人の耳はその顔の中に配置された部位として目、鼻、口などと比べると圧倒的に奇怪な造形を成していると想うのです。その形も人により実に多彩で不思議を感じます。 奇怪 ≒ 不気味 ≒ 美 ⁉自身のそれに於いては鏡を使ってもその
2021年4月26日 03:08
「私的回想」 24 × 17.5 ㎝ 油絵具 / テンペラ乳剤混成 板 2016雲が好きです。自然という神が水蒸気で造るあの自由気ままなカタチ。 記憶と空想の境界に漂うあの素晴らしい雲。好きな詩の一編にアルチュール・ランボオ「サンサシオン」があります。 フランス語で「感覚」