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坂道シリーズの歌詞考察

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乃木坂46、欅坂46、けやき坂46、日向坂46、櫻坂46の歌詞考察です。
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2020年11月の記事一覧

10月のプールとは何なのか?【欅坂46 10月のプールに飛び込んだ 歌詞考察】

10月のプールとは何なのか?【欅坂46 10月のプールに飛び込んだ 歌詞考察】

10月のプールとは「青春」だ。

「青春」(主観と客観がごっちゃな二律背反な状態=不安定な状態)を「10月のプール」に「飛び込む」というイメージの相反する言葉の組み合わせで表現していると思う。

「10月のプールに飛び込んだ」、は言い換えると「青春に飛び込んだ」、だ。

菅井友香がブログでも書いていたように、「無敵だった青春を感じる」ようなキラキラしたイメージが湧いてくる。

歌詞もこれまでの反応

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欅坂46から櫻坂46への改名が成功したと思う理由

欅坂46から櫻坂46への改名が成功したと思う理由

「変化すること」による失敗とは何か。
それは、「帯に短し襷に長し」の状態になることだ。

つまり、誰にも刺さらないし誰にも届かない中途半端な状態になること。
そうならない為には変えてはならない核をしっかりと認識して、そこだけは変えずにその他を変えることだ重要だ。 

核を認識するとは、一貫性を確保すること。
変化とは全てを変えることではない。

全てを変えてしまうと前述の通り、今までのファンが離れ

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「雨空は悪くない 傘で空が見えなかっただけ」はこの世の真理【けやき坂46 期待していない自分 歌詞考察】

「雨空は悪くない 傘で空が見えなかっただけ」はこの世の真理【けやき坂46 期待していない自分 歌詞考察】

「雨空は悪くない 傘で空が見えなかっただけ」は、けやき坂46(現:日向坂46)の「期待していない自分」という楽曲の歌詞の一部です。

この世の真理だと思った理由は、この歌詞の意味を理解していれば、強く生きていけると思うからです。

強く生きていけるとは、どういうことか。

それは、主体的に生きていけるということです。

なぜ、主体的に生きていければ、強くなれるのかと言えば、人のせいにすることがなく

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「独り占めしてたはずの不眠症が私だけのものじゃなくて落胆した」【欅坂46 角を曲がる 歌詞感想】

「独り占めしてたはずの不眠症が私だけのものじゃなくて落胆した」【欅坂46 角を曲がる 歌詞感想】

ただただ自分の好きな歌詞について書いていく。

映画の主題歌だったこの楽曲を、はじめて映画館で聴いたとき鳥肌が立った。

そして、全部聴き終わったあと、歌を聴いて初めて涙が出た。

映画の内容はもちろん、それまでの欅坂46の物語、平手友梨奈の物語も相まって感傷的になっていたのは間違いないが、何より、自分自身の葛藤に深く響いた。

こんなに、的確にストーレートに核心的になぜ、この青春時代特有のモヤモ

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