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「恋愛依存症」を読んでみたら、わたしは恋愛依存症だった。

嗚呼、これは良書だった。

わたしって思い返せば、いつも苦しい恋をしていた。
なぜそんな恋ばかりしていたのか、この本に全部答えが書いてあった。
わたし、ちょっとした「恋愛依存症」だろうなと思う。
恋愛依存以外にも、わたしが人間関係に対して感じる自分の内面の問題なんかにも通じるものがあった。
これを読み終わればすぐに恋愛や人間関係がうまくいくようになるわけではないけれど、壁にぶつかるたびに読み返そう。

「恋愛依存症」という言葉を聞くと、「恋愛をしていないとダメな人」とか「異性のことばかり考えている人」みたいな、ちょっとダラしない人みたいな印象を持つ人がほとんどではないだろうか。
でも「恋愛依存症」に限らず他の〇〇依存症というものもそうらしいんだけど、過去の経験とか親との関係とか、別の問題があるから「〇〇依存症」になるのだ。
だから、ただ「女たらし」とか「男たらし」とかそういうんじゃないみたい。

なんとなく見たり聞いたりしたことはあったものの、わたしは間違いなく、母親との関係が原因だ。
本を読んで確信した。

過去は変えられないし、母親との関係なんてすぐに修復できないのが現実。
でも、自分が恋愛依存症傾向にあることとか、それはどんなことが理由なのかとか、まずはそれを認識するだけでも、だいぶ変われるんじゃないかな。
回復への10ステップもちゃんと書いてある。

いつも恋愛がうまくいかない自分を責めるだけでは何も解決しないし、過去の経験とか親との関係が原因だとしたら、必ずしも自分自身が悪いのではなくて、自分の意志では選べなかった出来事のせいだったりもする。

向き合うことは傷をえぐられるようで苦しくもなるけれど、これからをよりよく生きていくためには必要なことなのかもしれない。

次こそ良い恋愛ができるのならば、わたしは過去から目を逸らさない。


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