39歳ガチ婚活⑨:仮交際OKをもらいたいけど、お見合い結果の連絡が来ない。
8人目のお見合い。
とある場所の「左側」が待ち合わせ場所に指定された。
どっちから見て「左側」?と思って「わたし的左側」で待っていたら、約束の時間になってもお相手が現れない。
土曜の街中は人で溢れかえっていて、この中からプロフィール写真の1枚でしか顔を見ていない相手を探すのは、無理だと思った。
連絡先は交換していないけど、こういう緊急時のために相手と話せる電話回線がある。
それで連絡を入れて、無事に逆側で落ち合うことができた。
「わたし的左側」と「あちら的左側」が逆だった。
会って一言二言あいさつを交わした瞬間、楽しいお見合いになりそうと感じた。
「一回お茶しただけじゃ分からない」「決めつけてはいけない」とは言うものの、やっぱり第一印象というか、フィーリングというか、そういうのって存在すると思う。
こちらから申し込んだお見合いだったから、反応が悪かったらどうしようとかそんな不安があったけど、終始とても話が盛り上がった。
なぜならお互い、
推し
がいたから。
わたしは自分のオタクレベルが絶妙なところにいると思っていて、そのレベルがこれまた絶妙に同じくらいで、共感することが多くておもしろかった。
実はわたし、オタクなことがちょっと恥ずかしくて、婚活で推しの話なんてしたら相手に引かれちゃうかもしれないと思ってた。
だから、仮に結婚までのステップを歩むことになった場合、どのタイミングで相手に打ち明けたらいいのか、先走ってひとり悩んだりしていた。
なのに、お相手は爽やかに楽しそうに推しのことを話すから、清々しくて面白かった。
だからわたしも負けじと、早々に推しがいることを伝えておいた。
あれ、ちゃんと婚活的な話ってしたかな。
まぁいいや。
婚活って積極的にたくさんの人に会っていくうちに、自分が大切にしたいポイントとか、譲れないこと譲れること、そういうことが分かってくる、とよく聞く。
でも、マッチングアプリをしていた頃、ブスだからか「たくさんの人に会う」というのがどうしてもできなかった。
それに、そんなこと分からなくても、運命の人に出会ったらビビッと来るんだし大丈夫!と、わりと本気で思っていた。
でも、相談所に入会して少しずつお見合いの回数を重ねるごとに、確かにそうかもという手応えを感じてきた。
スペックばかりを気にするのではなく、どういうところを見て「合いそうだな」とか「素敵だな」とかを感じたらいいのかが分かってきた気がする。
あとは、自分自身を省みることが増える。
お見合いをするたび、自分のマイナス面ばかり知ることになって苦しい。
例えば、自分のことを棚に上げて相手にケチばかりつけるとか。
もう自分って最低だと思うことばかり。
なるべく少ない人数で、奇跡でも起こってあっという間に婚活を終わらせてしまいたいと思っていたけれど、自分の悪いところに気がついて人間性を少しでも良くできるかもと思うと、焦らず地道に頑張っていこうという気持ちになれた。
それにしてもお見合い後の返事が来ない。
あちらが回答を悩んでいる?
担当者の確認待ち?
昨晩から相手からの返事が気になって気になって仕方ないあたり、わたしその人のことけっこう気になってるんだなって。
仮交際に進めるといいなー。
いただいたサポートは、記事を書くための活動に使わせていただきます😆