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わたしの話

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自叙伝っぽいやつ。本マガジンの記事は、特に、気分次第で消したり出したりするかもしれません。
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#アダルトチルドレン

懺悔【アダルトチルドレン】

私は悲劇のヒロインだと思っていた。 心には穴が開いていた。でも、客観的に見れば、経済的にも教育的にも満たされていた。 「なのに、どうしてこんなに生きづらいんだ」 これが私の一番の悩みだった。 その時は、それで良かった。支配的な家庭だという自覚もなく、自己否定に苛まれる私は、"悲劇のヒロイン"で丁度良かった。 最近、目まぐるしく感情に襲われ、私は生きづらさを手放した。 これも、幸運だったと言えるし、私がやるべきことをやってきて、そのご縁をしっかり握ったとも言える。 私

大人になった今、自ら愛を与えられる人になりたい【アダルトチルドレン】

私は、この世界を怖がっていました。 みんな、私を阻害する、のけ者にする、愛をもらえない、仲間に入れてもらえない…。 でも、それは私の被害妄想で、この世の中を愛に溢れて楽しく生きていくためには、私から愛を渡さないといけなかった。 誰が、心を閉じている人に、愛を渡すでしょうか? 誰が、自ら孤独を選ぶ人を、仲間に入れるでしょうか? 私は、その感覚が崩壊していたのです。 何故、崩壊したのか? それは、アスペルガー的気質を持っており、学生時代に同世代女性と共感的な結びつき

発作と共に生きる【パニック障害】

発作は意志の外で起こる。 ある特定のパターンに基づき、体が自然に反応する。 それを怖がって、あまり家の外に出なくなって数年経つ。 適応障害と呼ばれる症状と複合し、一時はあまりにも心身が弱っていたから、家の中に閉じこもっていたのは正解だった。 今は、適応障害になる前より心身は充足していて、順調に回復した。 ただ、人間、失ったものを取り戻すリハビリをするのは、心も体もかなりの負荷がかかる。 それが、私にとっての「外出」である。 ◇ 「外が怖い」という思いは、妄想だと分か

私には悪い魔法がかかっていた【アダルトチルドレン】

noteには基本的につぶやきめいた素直な気持ちを書こうかなと思ったので、素直に今の気持ちを書いてみる。 (ネットに思いを書くことは良いことだよね!) 気持ちが落ち込むことがある。 ネットに言葉や声を置くと、忘れていた昔の記憶が蘇ってくる。一種の、脳の整理をしているのかもしれない。瞑想めいた行為なのかも? 今の私は、昔の状態に戻っている。 母への一番の恨みは、「どうして私を生んだのか?」。 「生まれなきゃ良かった」 この思いを抱いて20年。 ここ数年はこの思いを捨て

独りよがりな私【アダルトチルドレン】

母に心に寄り添われた記憶がない。 私がどれだけ困っていても、 「そんなのダメ」 「頑張りなさい」 と、私の気持ちを跳ね返して、受け止めてくれない。 それは昔から現在に至るまで、変わらない。 去年はそういう母を酷く恨んだけれども、 今は「そういう人なんだな」と淡々と感じている。 母も祖母からそのような扱いを受けていたから。 支配的な扱いを受けていたから。 それが伝播しただけ。 ただ、それだけなのだ。 アスペルガー風味で学校でろくに友達ができなかった私は、 人との交流

人に優しくしたら、私が仲間外れになる

胸の奥から、そんな自分が出てきた。 中学校の頃の話。 私はほとんどひとりぼっちに近かったけど、私以上にひとりぼっちの子がいた。その子は半分虐められていた、といっても良い。 その子と仲良くしたら、私はさらに仲間外れになる。 私はその子と関わらないようにした。 私が人生で最も罪悪感を抱いた時だった。 結局、そういうことをした私もひとりぼっちになる運命ではあったけれど。 女性同士の共感に上手く入れないと、女性のみの空間では著しく浮いてしまう。 私の目には、彼女たちに「多様性

私がSNSでお伝えしたいこと【パニック障害】【適応障害】【ASD】【アダルトチルドレン】

こんにちは! そるとと申します。みなさまと出会うことができ、とても嬉しいです。 少し私の自己紹介をさせてください。 …自己紹介代わりに、以下の文字列をご覧ください。 アダルトチルドレン、機能不全家族、パニック障害、適応障害、希死念慮、性嫌悪、恋愛嫌悪、女性のアスペルガー風味、強度HSP、学校ではぼっち、生きづらい これが私の人生を示す言葉たちです。 今はいきいきと人生を送るようになってきましたが、これらの経験から得た学びを、ネット上で表現しております。 もしも心にひ

繋がるのは、自分と

この世の中はおかしい ずっとそう信じて歩いてきたけれど 「世の中がおかしくなる」眼鏡をかけていたのは わたしだった そうなってしまったのは、 生まれてきた環境の問題があるから 三次元的な"わたし"のせいではない 五次元的な"わたし"が、設定したのかもしれないけれど (ハードモードをわざわざ選んだってこと?) 生まれてきた環境にも、問題がある それを変えるためには まずは、自分の眼鏡を取って 違う眼鏡をかけなくちゃ 女の中心は子宮だ 「子宮と繋がると、

私の「夢」を、聞いてくれますか?

パニック障害10年、適応障害2年。 これが私の履歴書。 医師は私に頓服の薬を渡すだけだった。 不調のきっかけは家族だったから、家族に話すことさえできなかった。 一種の、アダルトチルドレン、機能不全家族、というものである。 変わった繊細な性質で、学校で友達もいなかった。 いつもひとりぼっちだった。 就活時にパニック発作が出て、あらゆる場面で発作が出るようになってきた。 さらに。 彼氏に振られて、希死念慮を持った。 希死念慮を持った私は、ただただ死にたかったけれど、そこま

「好きなようにやる」が難しい

アダルトチルドレン。 なんてひとことで表すのは、味気ないけれど。 「好きなようにやる」が難しいわたしは、その気があるんだろうなー、と思っている。 「相手が何を求めているのか」察する能力がわたしにあるのかは分からないけれど、古い記憶によると、幼稚園の時から「察しようとしていた」。 「好きなようにやる」を全くしてこなかったわけではないが、日常の意志が希薄な部分は、"思い込み"に支配されている。 ご飯を食べる。 お風呂に入る。 掃除をする。 お出かけをする。 仕事

女に生まれていなければ

歯車が狂い始めたのは、きっと母の言葉から。 「あなたが悪い」 ひとりぼっち、周りに馴染めずに困っていたわたしに、母はこう言った。 そもそも、生まれつき?まあ神経質なタイプで、「居場所がない」と幼稚園の頃から感じていた。(HSP?) また、中学生になると、周りの情緒の発達にまったくついていけなくなった。(発達障害?) 女子校で生きづらさMAXだったわたしが勇気を振り絞って相談した結果は、"自己責任"だった。 元々、大人しいタイプで、小学生の頃も仲が良い子としか話せな