大人になった今、自ら愛を与えられる人になりたい【アダルトチルドレン】
私は、この世界を怖がっていました。
みんな、私を阻害する、のけ者にする、愛をもらえない、仲間に入れてもらえない…。
でも、それは私の被害妄想で、この世の中を愛に溢れて楽しく生きていくためには、私から愛を渡さないといけなかった。
誰が、心を閉じている人に、愛を渡すでしょうか?
誰が、自ら孤独を選ぶ人を、仲間に入れるでしょうか?
私は、その感覚が崩壊していたのです。
何故、崩壊したのか?
それは、アスペルガー的気質を持っており、学生時代に同世代女性と共感的な結びつきを作れなかったから。
母親には「周りに合わせなさい」と言われ、「お前はこの世界の主人公ではない」と受け取り、自己発揮をやめました。
でも、私は、本当は人と繋がりたかった。
その不調和を正すために、「私はひとりで良い」と強がった。
そこから、20年、私は苦しみました。
「どうして他の人みたいになれないのだろう?」と。
悪いのを、世間のせいにして。
◇
そんな状態が積み重なった結果、私は家の外に出られなくなりました。
家の中が安心・安全だというのは、私の妄想です。
機能不全家族である実家は、決して安心・安全な場所ではない。
その中で、私はさらに毒されていきました。
大人になった今。
私は、実家の外に出ないといけません。
悪い魔法をずっとかけられているような、状況だから。
そして、人に愛を与えないといけない。
自己表現をして、自分を渡し、相手を受け止める。
そうしないと、さみしがりな私は、ずっとさみしいまま。
私は、自由に、自立した人生を歩みたい。
だから、迷いながら、失敗しながらも、歩み続けます。
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