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【短編小説】はじめてウォシュレットを経験した猫



ふおおおおおお




水流をお尻に感じた猫は今まで鳴いたことないような声をあげていた。




それを見て人間の飼い主は引いていた。




ただそれだけ。




花柄のマットが敷いてあるトイレで便器にまたがりウォシュレットを浴びながら



ふおおおおお


と鳴く猫。




その様子を見ながらトイレの入り口でドン引きの飼い主。




とある秋の昼下がり。


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