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なぜすぐ離職?~第二新卒として転職活動をする人の過半数が前職を1年未満で辞めた理由~

こんにちは!

僕が好きなももクロが5/17で結成12周年を迎えて嬉しいセールスの学校の早坂です!

今回はある記事を読んでいて思ったことを書いていきたいと思います。

その記事はこちらです。

皆さんもぜひ一読をお願いします。

目次
#在籍期間
#退職理由
#まとめ

在籍期間と退職の理由について今回は見ていきたいと思います。

#在籍期間

まず、そもそも「第二新卒」とはどういう意味なのでしょう?

調べてみました。

第二新卒とは、一般的に学校を卒業後、一度就職をしたが数年の内に離職し、転職活動をする若手求職者を指します。https://mynavi-job20s.jp/guide/guide02.html より

既卒とは違うので注意が必要ですね。

調査によると最近の新社会人は「3年以内に離職する」割合が高いと言われているのだそうです。

しかし厚生労働省の「新規学卒就職者の学歴別就職後3年以内離職率の推移」を見ると直近20年間、ほぼ3割で横ばいで大きな変化はないのです。

では今回の調査結果はどうだったのでしょうか?

記事にはこのようなグラフがありました。

第二新卒として転職活動をしている523名の在籍期間を調査したものです。

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この中で一番多かった回答は「半年以上1年未満」でした。

2020年現在、第二新卒として転職活動を行っている人の大半が1年未満で退職しています。

なぜこんなにも短い期間で離職してしまうのでしょうか?

考えていきたいと思います。

#退職理由

第二新卒として転職活動をしている523名のうち、62.91%の方が退職した原因は自分側にあったと回答しています。

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これは就職活動における会社とのミスマッチが原因と言えるでしょう。

近年の就活生は「仕事のやりがい」や「仕事の内容」よりも

「残業が少ない」「有給が取れる」といった「待遇」で会社を選びがちです。その結果「思ったのと違った」と辞めていってしまうのです。

退職理由としては以下のような理由が上がっていました。

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「仕事が自分に合わなかった」や「ワークライフバランスが取れていなかった」などの会社とのミスマッチを理由として挙げている方が多いですね。

また入社時の志望度が高かったと回答した人は71.8%だったことから、入社後のギャップが大きいことがわかります。

この原因も就職活動の際に「なぜこの会社で働きたいのか」「この会社でなにがしたいのか」という目的意識をあまり持たず、「待遇」を重視してしまったことが原因だと考えられます。

このギャップをなくしていくためには人事側も就活生に対して、「なぜこの会社で働きたいのか」「この会社でなにをしたいのか」を深堀していくことが必要です。

次は職種別の調査です。

また、第二新卒として転職活動をしている523名のうち、前職もしくは現職が「営業(27.34%)」と回答した人が一番多い結果となりました。次いで「技術・専門職(14.98%)」「サービス(11.66%)」「事務系(11.28%)」の順番で多い結果となっています。

一番多いのは「営業」でした。

営業はなかなか結果の出ないものです。しかし結果が出ず、「自分は向いていない」と思ってしまい、離職に繋がっていると推測できます。

これを解決するためには同僚や先輩としっかりとコミュニケーションを取り、同じような経験のある先輩が励ますことで乗り越えていける場面もあるはずです。ぜひ離職の多い企業さんはコミュニケーションを増やしてみてください。

次に業界別の調査です。

業界では、「情報通信・インターネット業界(16.83%)」が一番多い回答となり、次いで「建設・不動産業界(10.13%)」「飲食・ホテル・観光業界(8.22%)」という結果に。その他の回答としては「イベント業界」「芸能業界」「アミューズメント業界」などが挙がっています。

最近は文系大学出身の方もエンジニアやプログラマーとして就職する方が増えています。

プラスな面もある一方で、就職してから専門的に勉強する方も多く、「ついていけない」「合わない」と感じてしまい、離職に繋がるというパターンも推測できます。この場面でも先輩などからのサポートや励ましが大切になってくると言えます。

#まとめ

今回は第二新卒として転職活動をする人の過半数が前職を1年未満で辞めた理由について見てきました。

第二新卒として転職活動をしている523名のうち、62.91%の方が退職した原因は自分側にあったと回答していることから、会社とのミスマッチがあったと言えます。

その理由としては近年の就活生が「待遇面」を重視して就職活動を行っている傾向があるからです。

ミスマッチをなくすためにも、企業の人事側も「なぜこの会社で働きたいのか」「この会社でなにがしたいのか」という目的意識を深堀していく必要があります。

その一方で新入社員へのフォローやコミュニケーションを増やし関係を築いていくことも大切です。

ぜひミスマッチをなくす方法と、フォロー体制の構築を考えてみてください。

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参考及び引用:https://dime.jp/genre/909785/
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