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【2022年】企業note1年間の総集編~noteがもたらす変化とは~

2021年noteを立ち上げてから早1年7か月。
気づけばあっという間に2022年が終わろうとしています。

当初1人運営だった体制から今年は変化のある年となったので、このnoteに記しました。

一体、どのような変化があったのか、どのような取り組みを行ったのかを1年を振り返りながら皆さんにお伝えできればと思います。

- こんな方におすすめ -
✓note運営にお悩みの方
✓オウンドメディアの担当者
✓これから企業noteを始める方



運用体制の強化

note運営で感じた”想い”は以前掲載した記事でも載せていますが、この頃はメンバーから記事の感想をもらったり、アンケートを通して意見をいただくことはありましたが記事の執筆は変わらず一人体制でした。


ですが、それからマーケチームにメンバーが一人加わり、二人体制でコンテンツを作れるように。今後もずっと一人で運営するには限界があると感じていたので、メンバーが入ってきた時には安堵したのを覚えています。

しかし、メンバーが一人増えたとはいえ、インサイドセールス事業に最も多く関わっているのはそのチームに属している(インサイドセールスチームの)メンバーです。

業務の向き合い方や仕事の想いなど、実際に働いているメンバーの生の声を外に発信していくためには、社内の協力体制が必要だと感じていました。ですが、そもそも他のメンバーはインサイドセールスのお仕事があるため、記事制作を依頼するとなると別途工数が発生してしまいます。

また、運営側からすると、”1記事1記事を丁寧に創る”ということにこだわっていたため、noteに関わるには「片手間」という言葉だけでは難しいと感じていました。

noteを書いてもらうために今の仕事を疎かにするのはどうなのか…と頭を悩ませていた時、上司から「1か月間ジョブローテーションでマーケチームに専任で入ってもらうのはどうか」という話が舞い込んできたのです。

これにはnoteを知ってもらう良い機会だと思ってはいたものの、メンバーの意見や活動状況をよく理解したうえで判断すべきだと思ったので、一つ返事で「はい!お願いします!」とは言えず、管理者メンバーと相談することに。

そこで話に上がったのは、「みんながみんな、同じポテンシャルではない」ということです。

記事を毎回欠かさず読んでくれるメンバーもいれば、入社して間もないメンバーだとまだnoteを読んでいない可能性もあります。メンバー個人個人が企業noteに対してどれだけ「興味・関心」を持っているかを確認しつつ、目的についても全員に"共通認識"してもらう必要があると感じました。

また、noteを書くこともみんな初めてだったので、記事のクオリティはある程度のラインを設けておく必要があると考え、noteの目的や制作手順を資料にまとめて研修を行うことに。

 

※一部研修資料
進行しているプロジェクトによってスケジュールが変わることも。


そして、マーケティング研修を経て初めてのジョブローテーションメンバーの記事が完成!

<メンバー制作の記事はこちら>

原田制作

 山﨑制作

みんなに聞いてみた!在宅ワークの”リフレッシュ”方法

 飯淵制作

 遠藤制作

 小野寺制作

 10月には新卒社員3名が1人1記事、計3本制作してくれました。

記事が完成した時の感動はひとしお。みんな思い思いの記事が完成して個性溢れるコンテンツが続々と発信されました。

 

<新卒メンバー>

片岡制作

小林制作

 大束制作

 

多様な発信スタイルと流入経路の拡大

noteのストック用にと、私も毎月記事を書き溜めていましたが、他のメンバーに記事制作を依頼することで「外部への発信」に注力を注ぐ必要があると考え始めました。

これまではnoteで発信したものを個人Twitterにアップして宣伝していましたが、それだけでは流入を増やすことが難しく、他の媒体で発信することは出来ないかと考えていた時に「オウンドメディアを新しく立ち上げる」という結論に至ったのです。

そしてサイトを一度も作ったことがない私がイチからマーケチームの福田と共にオウンドメディアを作るのですが、制作過程を振り返ると長くなるので、この話はまた別の機会にお伝えします。

サイトが立ち上がった今でも日々試行錯誤しているのですが、インサイドセールスのためのお役立ち情報としてnoteから記事を厳選しておりますので、ぜひこちらも覗いていただけると幸いです。

サイトはこちら

noteの流入経路がTwitterだけではなく、オウンドメディアも増えたことで、投稿ジャンルごとに発信場所を見直すようになりました。

基本、noteは「メッセージ性の高い記事」が多い風潮にあると感じていますが、「伝え方はそれぞれ」だと考えています。ですので、メンバーの想いを伝えるインタビュー記事だけでなく、社内イベントなどの取り組みやノウハウの発信も行い、ジャンルを問わない発信を心がけるようにしました。

実際に、毎月のPVランキングを図っていても、ジャンルに偏りがないのが分かります。

※PV数は非公開

一方で、オウンドメディアは働くメンバーのインタビュー記事は掲載しているものの、インサイドセールスに関する記事以外は掲載していません。

これはしっかりとした「情報サイト」というメディアを確立しているからこそ、掲載すべき記事を判断しているのです。

オウンドメディアの設立は、コンテンツを制作する協力者なしでは成しえなかったことなので、メンバーには本当に感謝しています。
 

意外なヒット作の誕生

2022年は計37本の記事を掲載してきましたが、これまでの統計から意外なヒット作が誕生しました。 

そのヒット作と言えるのが、2021年7月に掲載したソーシャルスタイル理論の記事になるのですが、これは1年以上前に書いた、まだnoteデビューして2か月の記事になります。

この記事を書いた当初はまさかヒットするとは思わず、他の記事と比べても劣るものもあるかと思いますが、今では他の記事を圧倒させるほど毎月継続して読まれる記事となりました。

<ソーシャルスタイル理論の記事はこちら>
【営業ノウハウ】ソーシャル理論で特徴を掴む!タイプ別営業手法

実際に、Googleで「ソーシャル理論 営業」と検索すると、弊社の記事が上位検索されるようになり、note社のドメインの強さを目の当たりに。(ありがたい限りです…)

ヒット作はどこから生まれるか分からない・・!そう実感させられる記事だと思います。そして、1年も前の記事を継続的に読まれていることを知って、継続することに意味があるんだと教えられました。

「今は芽が出なくても、いつか必ず読んでくれる人がいる。」そう信じてこれからもメンバーと共に発信を続けていきます。
 

数字で見える変化

よく、企業のSNSやオウンドメディアを運営していると周りから「PV数は意識していますか?」、「目標値はどう設定していますか?」と聞かれることがあります。

私は数字だけが正解ではないと思いつつも、それがモチベーションにもなると考えています。絶対的な目標値は置かなくても、今後発信を継続させるための「判断材料」として数字を設ければいいのではないか。そう考えるようにしました。

数字だけ見てしまうと、セールス要素の強い記事が悪目立ちしてしまい、つまらない記事になってしまいます。

そういった意味でも、まずは数字は見るけど目標には掲げないようにしました。数字を見ることが決して悪いことではないので、「数字=結果」として結びつけないように注意しています。

そして、前述でお伝えした数字がモチベーションになるという話ですが、「スキをたくさんもらえた」、「noteの読者が増えた」というのは数字で判断することができます。

こちらは昨年(2021年)と比較した各数値になりますが、1年の間にフォロワー数に比例して、スキ数、PV数の比率も2倍以上増えているという結果が出ました。

この結果から読み取れるのは、"弊社の記事を読んでくれる方は少なからず増えている"ということです。読者数0人の状態から始めた身なので、やはりこうして数字にすることで結果が目に見えて分かるのは嬉しいです。


その他にも、この1年でフォロワー(読者)数が300人に突破した時は「続けてよかった」と思えたし、Twitterを通じてお祝いコメントをくださった方もたくさんいて、やりがいのある仕事だなと改めて感じさせられました。

<Twitter経由で実際にいただいた他社の方からのコメント>
・おめでとうございます。素晴らしいですね!最近停滞気味なので刺激を受けました!
・いつも投稿楽しみにしてます。内容も勿論なのですが、サムネイル画像がいつも素敵ですよね
・会社のnoteが300フォロワーはすごいのでは!?
・前職でnoteの更新もしてましたが、フォロワー300人すごいです!
・noteでそこまでフォロワーさんがいるのすごいです。継続大事ですね

外部への発信は届いていないように見えても、しっかり読者に届いているので、私と同じように企業noteを運営している方の励みになれたらいいなと思います。


おわりに

最後までお読みいただきありがとうございました。
今回はnoteの1年間を振り返って変化したことをお伝えしました。

運営体制が強化されたり、新しくオウンドメディアを立ち上げるなど様々な環境の変化がありましたが、皆さんはどのような変化がありましたか‥?

2022年が皆さんにとって良い変化をもたらしていたら嬉しいです。

今年もあっという間に終わってしまいますが、2023年はさらにアップデートできるよう、毎月の更新を楽しみにしてもらえるようなコンテンツをお届けしていきます!

感想もどしどしお待ちしておりますので、お気軽にコメントください♬