見出し画像

転職後、まず考えるべきことは「明日、私は転職できるのか」だった

【こんな方を元気にしたい】
・一度転職したらしばらくは転職できないと考え、必要以上に行動が慎重になっている
・転職後、慌ただしく流されるまま仕事をしてしまっている

こんにちは営業おかぁちゃんです。

はじめての転職、慎重になりますよね。
私は10年いた業界最大手企業(約10,000名)→ITベンチャー(当時200名)への転職だったので、本当におっかなびっくり転職をしました(しかも一児のおかぁちゃん)。

不安を抱える理由は人それぞれだと思いますが、「一度転職したら数年は在籍しないと…」というような考えが一つの理由かなと思います(私はそうでした)。

これは、転職できる資格を「在籍年数や結果だけ」と捉えていた私が、「些細なことでもPDCAを回すこと」だと思い直した、そんなお話です。

【3行おまとめ】
・在職年数や昇格より「職務経歴書にかける仕事をしているか」が大切
・職務経歴書にかける仕事とは、自分で課題を発見しPDCAを回した経験
・企業との出会いは一瞬だから、いつでも転職できる準備をしておく


■転職できる=職務経歴書にかける仕事をしているか

人はいつ転職できるのか。

3年勤めたら。
◯期連続目標達成したら。
昇格したら。

いえ、転職できるかはそういった外から見てわかるところではなく「職務経歴書にかける仕事をしているか」で決まると思っています。

極端な話、経歴書に書ける仕事が出来ているのであれば明日転職したっていい

勿論コロコロ仕事を変えるジョブホッパーは心象が悪いですが、変えるに足る理由と経験があれば問題はないと思います。

実際、私が面接官を担当していた時も「半年で転職」「1年で転職」みたいな方はたくさんいました。(余談ですが、そういう方の場合「前回の転職について本人はとても反省しています」的なエージェントさんのフォロー文言がついています笑)

が、正直なところ私はあまり気にしませんでした。
だって、人間ですから会社選びのミスだってあるでしょう。

そんなことよりも大切なのは「職務経歴書にかける仕事をしているか」なのです。



■職務経歴書に書ける仕事=自分で問題点を探して改善したか

組織は常に問題だらけ。
だから自発的に問題を解決してくれる人を探しています
特に市場環境がコロコロ変わるこの世の中では本当に重宝します。

これは、「大きな経営課題を解決したか」と言っているわけではなく「自分のことでもいいからPDCAを回してきたか」を問うています。

例えば。

営業でいうと「目標を達成しました」ではなく、そこに至るまでにどういった壁にぶつかりどう分析(解釈)し、どう戦ってきたか。

間接部門であれば「正確に仕事をこなす」ではなく、今の仕組みにどう疑問をもちどう分析(解釈)し、自部署やユーザー(従業員)の痛みをどう減らそうとしたのか

こちらの記事(ベンチャーで働く時は「数字意識」よりも「改善力」が大切)にも書きましたが、大切なのは「改善力」なのです。そしてこの「改善力」発揮ストーリーこそが、職務経歴書から企業が読み取りたい内容なのです。


■毎日「私は明日転職できるか?」を問う

私たちは今、この瞬間も転職市場の中を生きています。
「転職したらしばらくは市場から離れる」なんてことはありません。

だからこそ、転職したくなってから準備をするのでは遅すぎるのです。

企業との出会いにはタイミングがあります。どうせなら給料のためだけではなく「入りたい!!」と心の底から思える企業に入りたいですよね。

転職後、覚えることが多かったり人間関係の構築で多忙だと思います(私もなんだかんだで半年は何も考えられませんでした笑)。

しかしそんな中でも「私は明日転職できるのか?」
入社初日からそう問い続けることで、日々の行動を決め、今のルールや物のあり方に目を光らせてみてください。あなたの経験でしか気づけない、あなたにしか出来ない「履歴書にかける仕事」が必ずあるはずです。

たくさんの素敵なサービスが生まれる現代。
皆様が心の底から支えたいサービスを見つけ、
「明日」転職できることを心より応援しております。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?