「 いまさら翼といわれても 」

この状況の中で職を失ってしまった人も
いると思います

私の知人でも何人か
この状況で転職をしたり
いったん仕事を辞めて今後どうしようかと
考えている人もいます。

私もそのうちの1人ですが笑

退職する理由は様々であることには
変わりはありませんが

今までであれば
「新しいことに挑戦しよう」という前向きな気持ちで、次にやることも明確な状態で退職するという方も多くいたと思いますが、

今の社会情勢であれば
いきなり「ぽっ」と社会に投げ出されるような状況にもなる可能性があります。

今まで何事もなく普通に働いているときは
生活していく中でなんとなく

「将来あれがしたいな」
「趣味であれ始めようかな」
「あれについて勉強しようかな」

となんとなく考えているもので、

会社を辞めて自由になったら
全部やってやるのに

と、「翼をください」の状態ですが

いざ、翼を手に入れた状況になると

その環境に戸惑ってしまい、慣れるのに時間がかかったりしてしまうこともあると思います。

「いまさら翼といわれても」

なにをしていいかわからない。

あんなにいろいろ
したいことを考えていたのに

でも
今はただその状況に慣れていないだけで
しばらくして見つかってくるのではないかと思います

多くの時間は自由で贅沢で素晴らしいものですが

人によっては自分と向き合うことに対して
辛い思いをすることもあると思います

ですが
必ずいい状態になっていくものだと信じています。

決意するっていうのは
実は物事の始まりではないのかもしれません。

なんとなくやってみて初めて
やっとスタートが切れるのではと最近感じています 

タイトルは
米澤穂信さんの作品の題名の一つです

知っている方は知っている

と思うのですが

米澤穂信さんの古典部シリーズが
すごい好きでこの本が発売されたときには
すぐに買いに行きました

数年前買ったときには
読み終わるのが嫌で
少しずつ少しずつ読んでいましたが

最近改めて読み始めました

日々の生活の中で
何かひとつでも楽しみにできるものがあれば

それでいいんじゃないかなと

それぐらいのゆるさで
生きてもいいんじゃないかなと

最近感じています。

そんな感じです！

では !

いまさら翼といわれても (角川文庫)