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『KGI』ではなく『KPI』を

『KGI』と『KPI』

本日は現場に求める数字に関しての話です。僕は現場のスタッフに対してはKPIを特に重視しています。

KGIとKPIというワードはビジネスシーンでよく登場します。(僕も3年前まできいたことがなかった。。)
KGI…Key Goal Indicator【重要目標達成指標】

つまり最終的なゴールに対する指標。

KPI…Key Performance Indicator【重要業績評価指数】

つまりゴールを達成するため必要なアクション指標。

めちゃ簡単にいうとこんなところでしょうか。

では、なぜそうなのか。

なぜならKGIだけを求めても外部環境やお客様に左右されることが多く、それだけを求めて成果をだせるスタッフはかなり優秀な人しかいません。そもそもレストランで働く人はお客様に何かをお願いすることに慣れてません。むしろこのサービスでお客様に喜んでほしい!ということが得意な人が多いですから、余計にですね。それなのに、なんでこんなこともできないんだ!と腹を立ても何も解決しませんよね。

これ対してKPIはその最終的な目標を達成するために必要な『アクション』の指標なので、やるかやらないかだけで比較的判断が可能です。



具体例

ここで一つ具体例を挙げてみます。

例えば最近僕が行った取り組みで言えば、


「店舗の口コミの数を増やしたい


という目標がありました。ただ闇雲に「口コミの点数を増やしなさい!」と現場に伝えてもおそらく行き詰ってしまうと思います。

私が行ったのは以下の3つ


①「口コミをすると10%OFFになります!」というカードを作ってお店に置く。
②スタッフにはそれをお会計の際にお客様に渡すということだけ目標にする。

③さらに進捗が見える化できるように10枚ごとに付箋を貼って数えやすくし、残りの枚数を日報で報告。

ただこれだけです。お客様が書いてくれるかどうかだとスタッフの技術で差が出てしまいますが、配るだけなら誰でもできて、やるかやらないかですよね。

また、日報にも上げるのでやらないわけにはいかないですよね。

さらに毎日疲れた営業終わりに1枚ずつ数えるというわずらわしさも付箋で解消して渡してあげました。

その結果口コミの件数は2か月で100件ほど増やすことに成功しました。

さらに少しずるいですが、口コミをその場で見せてもらう必要があるのでお客様もあまり悪い口コミは見せづらいので必然的に点数もぐんぐん上がっていきました。


まとめるとこれを達成する(KGI)ためにはこのアクションだけやってれば自然と結果が出るよね(KPI)ってところまでドリルダウンしてから現場にそれをタスクとして課すということがポイントです。

「KPIをしっかり追っていれば、KGIの指標も向上する」というったロジックです♪結構効果あるのでぜひ試してみてください♪

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