てまりつき

村山の伝承に 毬をつく少女がひとり
唄うたい 星月夜 か細い声が鳴く

てんてん手毬唄 我が娘
あれは浮世の娘
てんてん手毬唄 何故かしら
そこの私は枡屋の漏斗(じょうご)の滝

奥里の伝承に 毬をつく少女がひとり
軽やかに 毬が浮き 着物姿が鳴き

てんてん手毬唄 我が娘
あれは浮世の娘
てんてん手毬唄 風立ちぬ
大判小判に秤で吊るされた葡萄

寂しいか… 悔しいか…
その場に私は何故居ない
娘が毬つきをしてるのに
抱きしめてあげられない私は何処?

てんてん手毬唄 我が娘
あれは浮世の娘
てんてん手毬唄 何時迄も
錠前狂えば 鍵合わぬ 鍵が合わぬと
私は幾度も娘代わり亡き衣

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