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読書感想文コンクール高校生の部 課題図書を読んでみた

こんにちは。
あっという間に夏休みになりましたね!
夏休みといえばプールにスイカにかき氷、そして宿題。宿題といえば読書感想文ではないでしょうか。
昨年は小中学校の課題図書を読んで紹介させていただきましたが、今年は気分を変えて高校の課題図書を読んでみました。さらに私ならどうする?もやってみましたので大人のみなさんも是非どうぞ。

今年はこちらの3作品です。

その扉をたたく音』 瀬尾まいこ/著

こちらは3つのうち唯一の小説であり、物語を読みたい生徒さんが楽しめる作品です。主人公と登場人物の関係や成長を追いながら中学校教諭経験がある作者の瀬尾まいこさんならではの視点や表現にも触れることができました。高校1年生は、中学校光村図書の教科書に書きおろしで発表された同作者による『花曇りの向こう』を覚えている方もいるかも知れませんね。

📖ちなみにこの物語を読んだ日に私は、作中のある仕掛けが嬉しくてこんなツイートをしました。大人のみなさんにもオススメの作品です。

人との出会いは宝物。明日へのきっかけは、きっとすぐそこにある。
瀬尾まいこさんだなあと納得のところを見つけて嬉しくなりました。
これはあなたの心の扉をたたく一冊。

クジラの骨と僕らの未来』中村玄/著

はい。こちらは黄色い文字のタイトルからわかるように、クジラに関するお話が登場するノンフィクション作品です。生き物が好きな作者に今までどんなことがあったのか。文章から作者の好きの熱が伝わってきました。夢中になったことは?そして今伝えたいこととは。ホームページには世界をカエル10代の羅針盤シリーズのうちの一冊と記載されていました。生き物や探求が好きな生徒さんにオススメです。


建築家になりたい君へ』隈研吾/著

ご存知建築家の隈研吾さん。新国立競技場はオリンピックで誰もが目にした代表的な建築ですね。
シリーズ14歳の世渡り術のラインナップに並んでいて、若い世代へ向けたメッセージが伝わる内容でした。建築や具体的な仕事、進路について知りたい生徒さんにオススメです。第一印象と異なり、とても読みやすかったため、普段読書の機会が少ない方も読める課題図書だと感じました。


そうだ!Jamboardだ。

私が学生だった遠い昔は気付いたことや好きな一文を読みながらひたすらメモをしていました。
しかしGIGAスクール世代のみなさんにはJamboardがあるじゃないか!ってことで例としてこんなボードを作成してみました。これが自分ならどうする?へのアンサーです。

桃太郎の場合

思いついたことを付箋にすれば、視覚的に思考が分かりますね。自動保存なのがまた便利です。
2枚目にはまとめを作成。ピラミッド型に自身の最終選考に残るアイデアを選択し上に上げる方法もあります。作った付箋も次のページに切り取り→貼り付けで動かしてもいいですね。

簡単ですみません💦

締切がある読書感想文。課題図書でも自由図書でもなんとなく気がすすまない気持ちは、めちゃくちゃわかります。私も学生時代なかなか筆が進みませんでした。今回読んでみて課題図書はインプットのきっかけになり、作品・作者さんやシリーズを知るお知らせ機能もあるように感じました。

Googleドキュメントで文字数をカウントしたり今は沢山が工夫できますね。中には原稿用紙イメージ画像ができるサイトもあるようです。ビブリオバトルのように紹介してみたり、140文字でつぶやける文章に考えを削って表現したり。いろんな機能を活用しながらこの夏の出会いの記録を文字でアウトプットしてみてくださいね。



お読みいただきありがとうございました。






先日は沢山の方に読んでいただき嬉しいです。
ご縁あった皆様ありがとうございました。


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