sakura

なんとなくどこにもかけないくだらないことを書きます。

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アララの呪文に助けられた日

パヤパパパパヤパパパヤパヤ アララカタブラツルリンコ 日曜日の夜はちびまる子ちゃんを見ていた もうこんな歳じゃないのになんて丁度思っている頃、ED曲が爆笑問題の歌う『アララの呪文』だった もうこんな歳じゃないと思いながらも、あの不思議なメロディや映像に釘付けだったのを覚えている そういえば電車の中で泣いたことがある人はいるだろうか 泣いてる人を見たことないが、私は何度か泣いてしまう時があった 聴いていた音楽が心に刺さった時、涙は自分の意思に反して流れてくる 必

    • あの長い坂道が必要だった

      大学を卒業してすぐに自粛生活に陥った私は、ある大切なことを忘れていた 大学生の頃は、(もとい高校生の頃も)登下校時間というものが必ずあった 高校生の頃は、2時間電車・バス・徒歩通学をし、 大学生の頃は、2年間は40分約3キロを歩き、残りの2年間はまたもや電車で2時間の通学をしていた その通学途中では、ずっと音楽を聴き、ずっと何かを考えたり考えなかったり、人の観察をしたりしなかったりしていた。 それらは私に許された「公的に何もしなくていい時間」だった。 学校に行けば

      • 急に寂しくなる夜に

        妙に気分がいい夜に限って、不意にやってくるこの寂しさは 一体なんていう名前なの? なんだか今日は気分がいいわ。 そうだ、こんな夜には明るいあの曲を聴こう! 流れ出す音符の波が押し寄せてきた瞬間 急に寂しさが心に広がるの そう、これは楽しかったあの日に聴いた曲だったわ 楽しかったって言ったって、三ヶ月ぐらい前よ 大学生だった頃、サークルの最後の合宿 雪景色が広がる長野に向かうバスの中で聴いていたんだ 4年前、1年生で入りたての私は合宿に向かうバスで 隣に座

        • 音楽 合唱とジャズ

          「ああこのために音楽をやっていたんだ」と強く感じた不思議な経験が二度あります。 20年近くも音楽をやっていて二度しか味わったことがないんです。 もちろん音楽が楽しいからずっと続けているのですが、その二回はなんか神秘的な経験なんです。 高校では合唱部に所属していました。 歌が下手で、いつも肩身のせまい思いをしていました。 顧問の先生は歌の指導よりも、精神論をずっと唱えていました。 「いい、感情が心からトロトロと流れだすように歌って〜」というような調子です。 私含め

        アララの呪文に助けられた日

          儚く散った夢 ショパン

          前回、ジョーン・バエズの歌を聴いて泣いちゃったというお話をしました。 今回はその直後、同じ授業でまたもや音楽を聴いて泣いたお話です。 涙もろくなったのでしょうか、それとも心震える音楽に出会える機会が多い時期だったのでしょうか。 その曲はショパンの『幻想即興曲』。 一度は誰でも聴いたことのあるあの曲です。 ピアノをやっていた私は死ぬほど聴いた曲なのに、またもや音楽の先生の解釈を聴いて泣いてしまいました。 意味を知っているのといないのとでは、音楽の聴き方は全く異なると

          儚く散った夢 ショパン

          あの日のトキメキをもう一度

          出会った時トキメキを感じたものが今までの人生の中でいくつかあります。 その中の一つが、ジョーン・バエズが歌う『思い出のグリーングラス』でした。 高校三年生の春、音楽の授業で先生が聴かせてくれました。 赤いカーペットに簡易机が並べられ、正面にはグランドピアノと大きなオーディオ。 教室の一面は大きな窓ガラスで、小さい中庭の緑が太陽に照らされている午後でした。 いつも先生は音楽を聴く時に電気を消します。 蛍光灯の下で聴く音楽は嫌だと言っていました。 「今日は人数が少な

          あの日のトキメキをもう一度

          スライムにめっちゃハマってしまった

          インスタの探す的な機能、とっても優秀ですよね。 あれに1日何時間取られているかわからないくらいに見ています。 特にお気に入りが、海外の人がスライムを揉みしだくやつ。 高校の時に、友人が「最近ずっと砂を切る動画見てる、病んでんのかな」と言っていましたが 今の私はまさにそれのスライム版。 ひたすらスライムが揉まれているのを見ています。 海外のスライムって雲みたいで柔らかそうで、とにかくとにかく気持ちがいいんですよ。 私たちが思い浮かべる緑色のベタベタのやつではなく、

          スライムにめっちゃハマってしまった

          フリー自己紹介 興味があったら読んでね

          人の自己紹介ほど、どうでもいいことないよね〜って思っています。 なので興味がある人や時間がある人読んでください、こんな人間がいるということを。 私は大卒一年目の22歳。 3月までピチピチのJDでした(JDって言ったことないけど、というか死語説) 自分には特別な才能があって他の人とは違うんだっていう、よくありがちな思い込みをして育ちました。(『青天の霹靂』の一文目に共感) なので高校は音楽高校に進学しました。 いつか世界的なピアニストになるんだ!と。 意気揚々と入

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