見出し画像

マインドフルネス レッスン

フランスに来たのは昨年の7月末でした。

コロナウイルス後は、どこの国もVISAが取れなくなりこの1年、観光VISAだけで数回往復しました。

それは想像以上に大変でした。

まず、航空券が高騰し金銭的な負担が多く
二つの国の価値観や文化の違いで
精神的にかなりしんどい1年でした。

言い訳になりますが
noteもこの1年満足に更新できず
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

長期VISAが取れて、フランスに住むことができてようやく心と生活が安定してきました。

そこで
まずは、「ストレスはホイミ・ベホイミ・ベホマズン」のマガジンを一気に書いていこうと思います。

まずは、マインドフルネスレッスンから


マインドフルネスは、かなり認知されるようになってきました。

しかし、「単に目をつぶって瞑想すれば良い」という解釈だと効果は半減するかもしれません。

そもそもマインドフルネスとは何か?

Wikiでは以下のように記述されています。

今ここで起こっている自分の体験・経験に
注意を向ける心理的な過程。

方法は瞑想など。

今この瞬間の体験に意図的に意識を向けることなんて
いつも、やっていると思うかもしれません。

しかし、私たちが常にやっているのは
目の前の状況を認知し
自分の過去の体験・経験・知識に基づいた価値観をベースに主観的に思考しています。
そして、思考して判断し、行動しています。

主観的に物事を捉えているときは
自分を客観的に捉えることは意識しないとできません。

例えるなら・・・臨死体験をイメージしてください。

『私たちが死にかけていて自分の体や思考で
自分の死を体験しているとき
ふっと魂が幽体離脱をして自分を客観的に眺めていた』

なんていう誰かの臨死体験の話を耳にしたことがあると思います。

自分の体から抜けた魂が自分を客観的に眺めたときは
もう主観的な自分の体験ではなくなります。

臨死体験の興味深い点は、
同時に体験できるのではなく
幽体離脱したときは、外から自分を眺めているようです。

(私は臨死体験したことがありませんから、想像だけですが・・・)

そして、死ぬ途中で急に引き戻されて
自分の体に戻った瞬間、もう客観的に自分を眺められなくなることが、多くの臨死体験者が語っていることです。

私は、幼いころ臨死体験の話を子ども向けの本で読んだとき「人は死んでも同時に二つのことは出来ない」と
なんだか、真理を悟ったような気持ちになったのを覚えています。

よく「人の気持ちになってみなさい」
と言いますが

自分と誰か他者の関係性の中では
自分の気持ちを考えているときは
主観的にしか物事を捉えられず
相手の気持ちを想像したときも
100%自分を相手の立場で客観的に眺めることは
不可能です。

ここから先は

1,487字
ストレスマネジメントに役立つ情報を定期的にお伝えします。初月は無料ですので、12月はお気軽にお読みください。

ストレスマネジメントを、具体的に、わかりやすく、そして楽しく伝えてるために発行したマガジンですが、2022年12月で終了します。初月は無料…

サポートした頂いたお金は、無料セミナー(虐め防止 ピンクシャツ運動のポジティブキャンペーン)の会場費に使わせて頂きます!