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「ダイエット」過食症の受験生


ある病気の症状があると気づくと、
本当にその病気としての症状が悪化していくことが多い。
まあ、よくある話だ。
今回の話もまたその一例である。

私は2023年、高校3年生の夏、
1ヶ月間ダイエットをして2kgの体重減少に成功した。
まあまあ順調だと思った。

9月のある日、深夜0時、
家で勉強しているとなんとなくお腹が空いて
冷蔵庫を開けた。
チルドに業務用のウインナーの袋があった。
私は生のウインナーを3つ食べた。
私はウインナーは生の方が好きだった。

そして次の日の0時、またお腹がすきはじめた。
ダイエットは継続中だったが
順調に体重が減っていたのもあり、
夜中に少しくらい食べたからといって大して変わらないだろうと思って
次の日もウインナーを3つ食べた。
しかし、朝起きたら、罪悪感に襲われるのである。

こんな日が数日続き、私は深夜になったらお腹が空くようになった。
私は「摂食障害」の兆候があるかもしれないと思った。
こんな生活、早くやめなければ。
本格的に摂食障害になる前に。今ならやめられる。
毎朝私は自分に絶望すると共に強く思う。
今夜は絶対食べない。今夜は絶対食べない。

自分への絶望と、夜になってまた空腹になったらどうしようというプレッシャー。
受験を控え、
ただでさえ毎日プレッシャーを抱える私にとって、これらは非常に大きなストレスとなった。

ストレスは、過食をより深刻なものにする。





時系列を見て分かる通り、
過去の私でもなんでもなく今この瞬間も
過食と闘っている高校3年生女子です。
家族にも友達にも誰にも言えない思いを
noteに綴らせていただきます。
このお話が克服物語となる日まで。


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