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前世のトラウマ

「どうしてかわからないんですが、苦手なんですよね・・・」

「こういった状況になるとパニックになってしまいます」

「でも、そこまでなる恐怖体験なんてしたことがなかったし…ただ苦手…なだけなのかな?」



こう言った時、前世を視て見ると前世で命に係わるトラウマを抱えていたりすることがあります。



沢山の人の前で話そうとした時、少人数だとか、小さな部屋ならいいけれど、大人数の体育館のような場所になると急に恐怖感を感じて声が出なくなった・・・。


どうしてか分からないけど父親が大嫌い。男の人も苦手…。でも、どうしてこんなに嫌悪感を抱くのかわからない・・・。



前世を視るとそう言った場面で亡くなっていたり、恐怖を味わって命の危機を感じていたようです。今世でそういったことは無かったのに、前世からの魂の傷が強すぎて、弊害があったパターンです。


中には氣がついておらず、高いところが苦手ではありませんか?足元が不安定な高いところとかはどうですか?とお聞きすると「あ・・・そうなんです」と思い出され、前世の内容をお話しすると「だから苦手だったんだ・・・」と思案しながらも、少しスッキリされたお顔をされます。


前世のトラウマに触れる時、その方は泣くなどと思って見ないで話しているので、どうして急に勝手に涙が出て来るのか分からない状況になります。そうとう、その時お辛かったのだと思います。



もしかしたら、「こういう映画は泣いてしまうの・・・」という映画やドラマ、ミュージカルや本など、何故か弱いものがあったら前世に関わっていることがあります。



魂の傷というのは、誰しもがもっているのですが、強く残りすぎてしまうと少々やっかいです。今世では心当たりがないのですから。


その傷を理解し、使命の糧とすると決めてきているものなのですが、普通その前世の理由など知らずに、今世で実地で克服して行く事となります。



他殺であろうが、事故であろうが、かならず死の前が来世も続く魂の傷になるとは限りません。



けれど、そういったことは現実にあります。今世で原因が分からなかったら、誰からも理解されず、本当に苦しい思いをし、それを自分の胸の中で抱え続けることとなります。



今世で原因が分からないことであったなら、まずその感情を受け入れてみる。無理に克服しようとは考えず、正面から見て認めてあげることが大切です。心理学を学んでみたりしてみてもいいでしょう。


今世に解決できないことはありません。


しかし、どうしても生きづらいようでしたらご相談頂ければと思います。
光明の糸口が見えてくるはずです。



桜賀和

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