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【最小の努力で得点を最大化する】公認会計士試験 監査論 短答対策総まとめ

こんにちは、さくらです。
以前の記事では、短答合格対策の全体像企業法及び管理会計論の短答対策について書きました。

科目別短答対策の第三弾は監査論

✔監査論の勉強を始めたばかりで何をやっていいのか分からない

✔テキストを読んでもいまいち頭に内容が入ってこない

✔答練の点が安定せずこのまま短答を受けるのが不安

とお悩みの方に特にオススメの内容です。

直前期対策の章に、私が合格した際の直前期に使っていた「短答論点洗い出しリスト」をおまけに載せておくので、気になる方はご参照ください。



1.短答監査論攻略のコツ

まず短答監査論の特徴を再確認し、それを踏まえていかに効率よく得点を最大化するか考えていきましょう。

短答の監査論では、選択肢の文章の正誤判断ができれば得点することができます。
個々の論点の結論を覚えてしまえば解答でき、しかも本試験で出題される分野は過去問を見てもある程度限られているという点では、短答理論の中でも比較的対策しやすい科目。

【短答監査論 (超)頻出分野】
監査総論(監査の目的等) / 監査基準論 / 監査主体論
公認会計士法 / 品質管理 / 監査証拠
リスク・アプローチ監査 / 監査調書 / 監査報告論
継続企業の前提 / 不正リスク対応基準 / 内部統制監査
四半期レビュー / 金融商品取引法 / 会社法


ただし監査論の最大のネックは、「なんとなく」覚えているだけでは自信を持って選択肢の正誤判断をすることができず、手応えを感じにくいことです。

はっきりと○か×か判断に困るような選択肢紛らわしいひっかけも出題されるので、論点を正確に覚えていなければ試験中に自信を持って選択肢の正誤判断することができなくなってしまいます。
さらにこれが重要論点である場合、しっかり押さえている受験生に差をつけられてしまうことに。

以上を踏まえると、監査論攻略の要は
過去問頻出分野の重要論点を正確に暗記して
試験当日まで記憶を維持し続けるとともに、
選択肢の正誤判断力を磨く
ことだと言えます。

それでは以降で、短答監査論の学習法(学習開始時点から直前期対策まで)についてお伝えしていきます。

監査論は短答当日三番目、短答本試の大トリである財務会計の直前の科目です。
ここでしっかり得点しておき、後の財務会計に元気で臨むためにも万全の対策をして望みましょう!


2.【分かっているのに間違える】問題への対処法

答練を受けた後、解答解説を読んで
「何でわかっていたはずなのに間違えたんだろう?」
「何でこんな簡単な問題を間違えたんだろう?」

と不思議に思ったことはありませんか?


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