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Sakura🌸
2024年1月17日 11:11
日本最大の勢力となった織田家。しかし信長はさらに躍進します。今回は天下人の最盛期と結末を描く巻十三〜巻十五の内容になります。前回はこちら👇巻十三(天正8年)に入ると、本願寺が降伏、関東の雄である北条家が織田家に従う態度をとり、主な敵は武田・上杉・毛利に絞られます。この頃、信長自身は戦に出ることはあまりなく、羽柴秀吉や明智光秀、柴田勝家といった諸将に攻略を委任しています。そ
2023年12月31日 21:07
包囲網を破り、武田に勝利したことで、いよいよ天下が近くなって来ました。本拠地を岐阜から安土に移した信長は政務が中心になっていき、京への往来を頻繁にするようになります。今回はそんな姿が書かれている巻十〜巻十二の内容になります。前回はこちら👇松永久秀謀反信長に従属する武将に松永久秀という者がいました。久秀はかつて畿内の中心的人物でしたが、足利義昭を擁して信長が上洛してきた際に降伏
2023年12月23日 20:30
今回は巻七〜巻九の内容になります。この時期に信長は天下人へ躍進したと言っても過言ではないでしょう。これまでの記事はこちら👇天下人になる過程で、信長はどんなことを想い何をしていたのか、さっそく『信長公記』からみていきます😊一揆勢を殲滅信長は、元亀年間に反旗を翻した長島の一揆勢に対してこれまで2度の挙兵に及ぶも、征伐までにはいきませんでした。朝倉・浅井を征伐した今、信長は以前よ
2023年12月21日 21:21
一次史料が描く信長像について、引き続きシリーズものとして進めて行こうと思います。これまでのはこちら👇今回は巻四〜巻六の内容からになります。おそらく信長の中で、最もイライラさせられたであろう元亀年間にあたります。比叡山を焼き打ち前回の記事で、信長が比叡山の僧たちに交渉をもちかけるも、それを全く無視されてしかも敵側につかれたことを書きました。その時は信長も兵を収めましたが、翌年に
2023年12月18日 20:20
前回、信長研究の最重要史料である『信長公記』の首巻から信長がどのような人物だったのかを伺ってみました👇『信長公記』は首巻を除いて十五巻あるので、今回から基本的に3巻ずつをひとつの記事として、5回分にまとめようと思います。ということで、今回は巻一〜巻三の内容から私が個人的に選んだものをご紹介いたします😊畿内隣国を平定永禄10年に斎藤氏の居城稲葉山城を落とし美濃を手中に収めた信長は、尾
2023年12月12日 16:57
信長研究で最も重要な史料とされているのが、信長の側近であった太田牛一が著した『信長公記(しんちょうこうき)』です。これなくしては信長については全然わからなかったと言っても過言ではないくらい重要で、史料としての信頼度も高いとされています。そんな『信長公記』ですが、ありがたいことにKADOKAWAから現代語訳が出版されています!👆こちらは文庫本ですが、ちょっとパワーアップした単行本版も出