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教員が17時に退勤する3つのコツ

私は現職の中学校教員ですが、毎日17時に学校を出ています

20代の若い頃は、20時や21時まで残って仕事をする毎日でした。
そのような仕事の仕方は、学校への貢献度が高く、良いことであると信じて疑いませんでした。


それが育休明けの仕事復帰を境に、仕事への考え方を大きく変える必要がでてきました。

以前は際限なく、夜遅くまで仕事をしていた私が、今ではどのように仕事をすすめ毎日17時に退勤しているか、そのコツをまとめます。


① 仕事の緊急度や優先順位づけをする。
優先度が高く、すぐに取りかかる必要のあるものを見極める。

優先順位づけに関しては、相手のある仕事や〆切のあるもの(ほとんどの仕事がそうですが)を優先する。

〆切を守るのはもちろん、〆切にいつも余裕をもって提出できると(1週間以上前など)、職場での信頼が高まります。


難点は、相手のある仕事を優先していると、授業準備や教材研究がどうしても後回しになってしまいがちです、ね…。

(授業に関連した仕事は、本来最優先される  べきですね。)



② 時間や労力のかかる大きな仕事と、すぐに  
  終わる小さな仕事とを分ける。

中長期的に(数日、数週間、数ヶ月)取り組む必要があるものと、すぐに終わるもの(数分、数十分、数時間とその日のうちに終わるもの)を分けて考える。

中長期的に時間のかかるものとしては、定期テストの問題作りなどがこれにあたります。

時間のかかる大きな仕事は、いつまでに終わらせるのを目標とするかを決め、少しずつ少しずつ仕事をすすめていく必要があります。

このような仕事は(私の場合はですが)、始めるまでに時間がかかる場合があります。

そのため、最初の1問だけでも作ってみるなど、まずは小さく始めることをポイントとしています。



③ 朝イチや午前中に、集中力を要する仕事を
   入れる。

午前中はエネルギーに満ち、思考力や判断力も高いため、集中力を必要とする仕事はなるべく午前中にとりかかるようにしています。

みなさんも覚えがあると思いますが、夕方や夜になると判断力や思考力が鈍り、仕事でもミスが目立つようになります。生産性も落ちてしまいますね。

午前中はゴールデンタイムと考え、思考力が必要な仕事を優先的に行うようにしています。



その他にも、出勤したら朝一番に、その日のやるべき仕事を書き出し、その日の仕事の目標を決めています。まずはその日に取りかかりたい(または終わらせたい)仕事を1つ決め、その1つが達成できたら良しとしています。



教職が好きだからこそ、また細く長く働き続けるためにも、時間外労働をなくした働き方を目指していきます。


明日も笑顔で授業ができますように。

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