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顧客を増やすために大切なこと

1. 私の思い込み

質問です。

皆さんが顧客を増やすために大切なことは何でしょう?

最初に私自身が思いついたことは2つありました。

  1. ネットを駆使して自社サイトやポータルサイトに誘導して顧客からの問い合わせを待つこと。

  2. 自分の知り合いを通して取引先の紹介をしてもらうこと。

  3. 取引先になりうる友人へ直接営業に行く。

2年前に美装屋さんの世界に入り込む時に最初に実践したことも上記の2つでした。
実際に成果はありました。法人からの業務委託契約を結び、普通では直接取引をすることもできない東京に在住の個人オーナー様との取引が今でも続いていたり、福岡でマンションを数棟所有しているオーナー様と継続して取引が続いていたり。

成果はありますが、スピード感を持って取引先を増やして、安定的な収益を上げていくのには私の経験上ではとても時間が掛かります。

なぜなら毎月のように数字を残していくためには、すぐに相手の目に留まり、興味を持ってもらい、依頼する側はお店に対しての安心感がないと発注しないわけです。
そのためには、Googleマイビジネスであったり、ポータルサイトの口コミがたくさん書き込まれていて安心感を持たせる作業が必要になるからです。

口コミを書き込んでもらうために、安い単価で請け負ったり、自分の知り合いのアカウントを使って口コミを書き込んでもらったり、サイトに誘導する仕掛けも大切になってきます。

そして一番大事なことは、ネットの世界では私の人間性や中身までは知ることもできません。この人なら安心して任せられる、信頼できるといった言葉は、まず最初に顔を合わせていないと生まれないわけです。

入口を増やすという視点では、インターネットやSNSはとても有効的であり、情報発信をするという視点では優れたツールですが本質まで知ることはできないわけです。

私は効率よく、素早く顧客を獲得する方法はインターネットを活用して、顧客に見てもらう頻度を上げることだという思い込みをしていました。

2. 地道に信頼を重ねていく

そこで、私は顧客を増やす手段として「飛び込み営業」が一番大事と別の記事で掲載しました。
それが以下の記事になります。

私が飛び込み営業を推す理由はいくつかあるのですが一番大事なポイントをいくつかお伝えしたいと思います。

まず大事なことは、
直接相手と顔を合わせて話すことができるからです。
メラビアンの法則を知っていますか?

「メラビアンの法則」はカリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学者であるアルバート・メラビアンが1971年に提唱しました。

言葉に対して感情や態度が矛盾していた際、人はそれをどう受け止めるのかについて実験をした結果、メラビアンが導き出したのが「7-38-55のルール」とも呼ばれる「3Vの法則」です。

3Vの法則」とは、
表情や視線など見た目や仕草による「視覚情報(Visual)」が人に与える影響度そは55%、
声の大きさや話すスピードなどの「聴覚情報(Vocal)」は38%
会話そのものの内容である「言語情報(Verbal)」は7%

簡単に説明すると人は会話などの「言語情報」より、見た目や表情などの言葉以外の「非言語情報」が先に目に留まるのです。

要するに「何を喋っているか?」以上に身だしなみや、表情といった雰囲の方が印象に残るため、第一印象で話す内容の伝わり方に違いが生まれるということです。

要するに顔を合わせるだけで、第一印象次第では次の展開に進めやすいということです。

もうひとつ知っておきたいことは、単純接触効果です。ザイアンスの法則と言われています。

ザイアンスの法則とは、人や物、サービスに何度も触れることで警戒心が薄れていき、関心や好意を持ちやすくなるという心理的な効果です。 1968年にアメリカの心理学者ロバート・ザイアンスによって提唱されたもので、「単純接触効果」や「熟知性の原則」とも呼ばれています。

営業先で名刺交換など何かしらのアクションが取れたら、1回の訪問で終わらせず、2回、3回と訪問して顔を合わせて、困りごとなどの聞き出しや、近況のお話をしていくだけで、お互いを知ることになり、提供するサービスなどを利用してもらえる確率が格段に上がっていくということです。

人の印象はホームページやパンフレットを見ただけではわかりません。
飲食店の新規オープンのときに、オープン情報を告知するためにポスティングチラシが家のポストに入っていることがよくありますが、実際に活用してお店を利用する方は100枚撒いて1組みのお客様を誘導できたら成功というくらい、確率的には低いのです。
集客をする上でポスティングも大事な方法のひとつですし、ホームページやSNSを活用した集客も大事なことではありますが、直接顔を合わせてサービスに結びつける飛び込み営業は高確率でサービスに直結していきます。

飛び込み営業は、地道に信頼を積み重ねていく営業スタイルですので、1回失敗したからそれで終わりではなく、2回、3回、4回と訪問して、相手のニーズを探っていく必要があります。

まずは諦めないこと、すぐに結果を求めないこと、タダでは帰らないこと、相手を知ること、以上を徹底していくことで効果が必ず上がります。

3.結論

集客で大事なことは、結局のところ根性論しかありません。
何もしないで顧客を増えることはありませんし、飛び込み営業で1回訪問したからすぐに顧客になることもほとんどありません。
積み重ねでしか結果を得ることはできないということです。

そして、私はこの記事に書いていることを当たり前のように実践してコツコツ顧客を獲得しています。

まだまだ目標が達成できているわけではありませんが、既に結果が出ており半年後、1年後は数字の上で大きな変化が生まれていると思います。

私は「観察」「分析」「判断」がビジネスで最も大切なスキルであると考えています。

根元がしっかりしていないと大木は育ちません。

「観察」「分析」「判断」はその根元になります。

以下の記事は「観察」「分析」「判断」しながら実践したことを加筆しながらまとめていますので、深堀りしてテクニックとして身につけていきたい方は参考にしてみてください。



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