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結局は考え方を変えないと現状を変えることはできない

※2022年7月13日 更新情報あり

1.自己紹介と現在までの簡単なストーリー


私は現在、個人でハウスクリーニングの仕事をしています。俗に言うお掃除職人です。元々は数年前から「民泊の清掃会社やらないか?」という誘いに乗っかりピークの2018年8月から2019年の7月までの間の12ヶ月で年間ベースで約12,000件の清掃管理をし、月間平均約1,000件、1日あたり平均20〜60件の清掃依頼があり、スタッフを回しながら休みなしの日々を過ごしていました。

ところが2019年夏の韓国ショック、そして2020年から現在に至る新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて民泊は全く仕事のない日々が続いていました。

そこで私は2019年11月から現在の仕事であるハウスクリーニングの中の空室清掃の分野で活路を見出し、独学で勉強し、コツコツ小さくても取引先を確保し、民泊の現場作業の隙間であったり、予定をずらしながら空室案件をこなしていました。そして今年の1月に全ての民泊業務を解約し、ハウスクリーニングを主とした原状回復専門店に業態転換を完了させています。

2月からは取引先を増やしていくために営業をするわけなのですが、どのように取引先を増やすべきか分からず、人からの紹介に頼って元請けさんに繋いでもらいました。すると大手の管理会社と接点を持つ建築設計事務所があり、そこを通して大手の仕事がたくさん入るようになりました。3月、4月は目標には届きませんでしたが、業態転換してすぐに結果が出てこのままの流れで仕事は入るだろうと安易に考えていました。

しかし、ゴールデンウィークが終わると、引っ越しシーズンが終わるタイミングでもあり空室の案件は全く入らなくなりました。少しは予測していたのですが徐々に案件がなくなるではなく、一気になくなるという状態です。

私の安定的に入る収入は日常清掃とマンスリーマンションの業務で、月ベースで平均20万です。まったく生活を維持できません。蓄えはコロナ禍ですべて溶かしていますので困ったものです。

そんな中でひとつのきっかけを見つけだし、現在活動中で、苦しい中でも新たな発見を見つけて次の行動に活かしています。

2.集客のスタイルを変える


私はどうすれば取引先を増やせるかを真剣に考えました。Googleを駆使して情報を見つけては読み漁り、良い情報を見つければ深く掘り下げて、本質をつかむことを徹底して繰り返しました。

そこで自分がまだ実践しないことで、且つもしかしたら「効果があるのでは?」と言う方法を見つけました。

それは、「飛び込み営業」でした。

飛び込み営業ってひとりで対象となる不動産屋さん、リフォーム屋さんなどに足を運んでいく営業スタイルで、現在のように簡単にインターネットに触れる機会が多くなるとネット集客の方が時間も生まれやすく、効率が良いと考えがちです。私もネット集客が良いのでは?と考えて自分なりにホームページを作り、誘導するための仕掛けを作り込みしようと考えましたが、コストがかかるために途中でやめてしまった経緯があります。そして、同業者でもネット集客が一番効率がよく、どうやって集客につながる誘導を仕掛けるのかをまとめているブログをよく見かけていたので、それができる方法を考えていたからです。

なぜ飛び込み営業を進めようと思ったかというと、

  1. お金がない

  2. 直接顔を合わせてコミュニケーションが取れる

  3. 仕事がなくて時間が生まれる

シンプルに上記の3つを考えたため行動することにしました。
この行動を後押しするために、
「今やるしかない、やらないよりやったほうがいい、やって結果が出たら儲けもの、積み重ねた後に大きな結果が待っている」
と自分に言い聞かせて臨みました。

3.発見


私は最初に始めたのは徒歩圏内で見かけたことのある不動産屋さんでしたが窓口で簡単にかわされてしまいました。少し凹んだりもするのですが、小さな発見もあります。
それは訪問した後でなぜ断られたかをすぐに考えることができて、次への改善がしやすい点です。考えた次に行うプロセスを修正し続けることで、成功につながりやすいのです。しかもタダでできることなので、一切お金はかかっていません。
自分の脳みそをフル回転させるだけのことであり、簡単に行動のアップデートができてしまいます。考えることが好きな私は次からに訪問を繰り返すようになりました。暇な日は1日10件以上のノルマ付き。その中から名刺を何枚交換できるのか数え始め、名刺交換したところには、欠かさずにメールで挨拶をするように行動を変えていくようになりました。
少しづつ、行動やトークを変えて活動していると、いつの間にか名刺を交換した件数が増え、メールで挨拶すると反響が帰ってくるという図式が出来上がるようになりました。

気づけは1日2件くらいは、
「案件が発生したらまずあなたに見積もりをとってもらう」
と言う言葉をもらえるようになりました。

繰り返し行動すると「発見」は次から次へと見つかっていきます。
全く受注がなく、ちょいと厳しい状況の中で何をすべきか考えて行動することはとても大切なことです。
今回は繰り返し行動する中でハウスクリーニングの業者という立場でのやりにくさという部分も発見できました。

ここから先は、何をどうして対策を打っていけば良いかを私自身が「現場」で「現物」を見て「現実」を知った中で、問題点を「観察・分析・判断」して業界全体が良い方向に向かうよう真剣に向き合っていきたいと思います。
その中で、不動産業界や建築・リフォーム業界におけるタブーとなっていることも含めてどう空室清掃で利益を残しながら全ての業界がプラスに働くモデルを作っていくかを検証していきます。

そのため現在の業界構造を壊すことをするわけですから見る人からするとルール違反のように捉えられる場合もありますし、私自身も全力で戦ってハウスクリーニング業界が優位に働くビジネスモデルを掴み取っていきたいと思っていますのでここから先は有料で1,000円で購読していただこうと思っています。
本当に興味のある方、私と同じ考えでいる方には無料で購読してもらいたいと思うのですが、不特定多数の方々が興味を持つかもしれませんし、元請けであるお取引先様のような立場の方を完全に敵に回す可能性が高い内容となります。検証ですから今後の加筆もあります。

では、ここから先は有料で進めていきます。




4.「現場」で「現物」を見て「現実」を知る


私は飛び込み営業を進めていく上で、最初は行き当たりばったりで「仕事をください」的な感覚で近くの不動産屋さんに飛び込み営業に行きました。

ですが。。。

まったく手応えというか。。。

自分自身のストロングポイントが相手に伝わっておらず、かつ管理会社の立場や考えていることを意識して営業に臨んでいませんでした。

つまり、最初の頃は相手から仕事を依頼してもらうための仕込みが不十分であることに気がつきました。

何度か繰り返し飛び込みをしていると、そのため同じ失敗を繰り返さぬよう、私は何を伝えるかを相手の立場になって考えるようなっていました。

自分が元請けさん(管理会社)の立場で考えた時に、入居者からの指摘が入らなければクオリティの部分ではクリアです。その中で原状回復にかかるコストが掛からなければ管理会社の利益になり、かつオーナー様も低コスト管理ができており、オーナー様も安心するでしょうし、一番ベストなことだろうと考えます。

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