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万画一探偵シリーズ

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迷探偵 万画一道寸が活躍するコメディミステリー作品
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#死体

死体写真館 後編

死体写真館 後編

【ここまでのお話】
『あなたの死体写真を撮影致します』
この様な広告を出したのは、乙骨写真館の店主乙骨鱗詩郎だった。
コスプレとしての擬似死体写真は好評を得て、多くの若い人達がインスタやSNSに自分の死体画像を投稿して楽しんだ。
ところがある日、その死体写真と全く同じシチュエーションで本物の殺人事件が連続して2件発生し、若い女性が変死体となって発見された。
事件を追う小泥木警部は万画一探偵に応援を

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死体写真館 前編

死体写真館 前編

『あなたの死体写真を撮影致します』

 ある日、このような怖ろしいキャッチコピーの広告が新聞、雑誌、インターネット等に流れ出た。
 初めの内こそ、スルーされていたが、誰かがその死体画像をインスタグラムにアップさせると一気に火がついた。
 もちろん、本物の死体ではない。死体に扮装したコスプレ写真なのだ。
 やがてYahoo!Newsにも取り上げられ、一躍トレンド記事のトップに踊り出た。
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贋作 『大神家の一族』 作 木黄溝正史 (ききみぞせいし)

贋作 『大神家の一族』 作 木黄溝正史 (ききみぞせいし)

注 この作品はある有名な小説と酷似していますが、全くの別物です。

信州の財閥、大神家の当主、大神佐文次(おおかみさもんじ)が大往生の末、その天寿を全うした。
それに伴い、遺言状が大神家にて公開される事になって、関係者一同が大広間に顔を揃えた。
広間には佐文次の娘、松代、竹代、梅代という3人の娘(結構おばさん)が並んだ。
この3人の娘(結構おばさん)にはそれぞれ跡取りの息子が存在し、それぞれ、佐巨

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