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留学生活

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ヘルシンキ大学での留学の様子です。
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2020年4月の記事一覧

入魂SUSHIパーティー

入魂SUSHIパーティー

外国にいる日本人的おなじみの寿司パーティーを開催。

フィンランド人・アメリカ人・アイスランド人と
日本人が腕をふるって
いなりずし、にぎりずし、巻きずし、そしてちらしずし
をつくったのだけれど

一番美しい寿司をつくったのは
フィンランド人だったりした

そんなパーティー。

東京の駒込でシェアハウスをしていたころ
みんなで月に一回ホームパーティーを開催して
毎回たくさんの人がきてくれた
そんな

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フィンランドの田舎

フィンランドの田舎



北カレリア地方に行った。

こんな 場所があるのかと 息を

のんだ 朝。

ここに住むということ。空気。

2008-08 -04

Basso Radio

Basso Radio

大学の近くの本屋さんではラジオが流れていた。
92.2MHz Grrove FM

うちに帰って続きを聴きたかったけれど
うちにはラジオがないのでインターネットラジオのBasso Radioを聴く。

時々話すフィンランド語のDJとJazzとインド音楽
は土曜の昼下がりくらい。

番組名 'Lauantaijazzit'
http://www.basso.fi/ohjelma.php?ohjel

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サンポ銀行

サンポ銀行

今日フィンランドの銀行に口座を開いた。
Nordea とSAMPOがフィンランドの代表的な銀行だと聞いていたので
留学前から絶対にSAMPOにしようと決めていた。

しかし今日家を出かける直前に
SAMPOは今年情報漏えいのアクシデントがあったということを聞かされ
急遽Nordeaへ。

サンポ銀行だなんて、かわいかったのに。
残念。

ちなみにSAMPOの生命保険会社は
SAMPO LIFE。

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フィンランド語浴

フィンランド語浴

そして、大好きなヘルシンキへ再び。

PiとかPaとかやたらと言ってるのに
あまり抑揚がなく
ニワトリみたいな猫みたいな
スーパー難解なのにどうしても憎めない

あのかわいいフィンランド語がまたあちこちから聞こえてくるのが

なによりもうれしい。

私は今フィンランドが大好きなんだ。

2008-08 -01

ⅳ. なぜだかスウェーデン

ⅳ. なぜだかスウェーデン

貯まったマイルを使ってのフライトだったため、帰路は少し遠回りになるが
Goteborgを経由してヘルシンキへ。

Freiburg→Hanburgと来て最後にGoteborgとあれば、
間違いなくどこかのドイツの都市名であろう と思っていた私だが

飛行機が到着したところはなぜだかスウェーデン。

なつかしの
ぬけるような空の青ともりもりとした雲、
青に黄色の十字のスウェーデンの国旗が並ぶ街を2時

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ⅲ.ハンブルグ 応用言語学と家の光

ⅲ.ハンブルグ 応用言語学と家の光

最後に大学時代の友人に会いにドイツで二番目に大きい都市Hamburgへ行く。

彼女は築100年ほどの大きな古い家に
ドイツ人のパートナーとその家族と4人で暮らしていた。
天井の高い、その家の光をみて
また胸が震えるほど感動した。

目が覚めたら一日中、光とだけ遊べる
あの大好きな種類の
家の光が静かにそこにあった。

批判を是とするドイツ人、
 なぜならそれはその人の向上の助けになるから。

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ⅱ.フライブルグ 繊細で強くてミクロでマクロ

ⅱ.フライブルグ 繊細で強くてミクロでマクロ

友達のいるFreiburg University の大学院Global Study Programの授業を見学に行く。

GSPはドイツ、アルゼンチン・南アフリカ、そしてインドと学習場所を学期ごとに移動し、最終的に世界のどこかでインターンシップをし論文を書いて終了するという非常にユニークなコース。

国連機関からも多く参加者がおり、20カ国以上の国籍の学生が集まっている。

「なんで世界はこんなに

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Germany

7/14-7/20までドイツへ行ってきます。

フライブルグに住む友達と
ハンブルグに住む友達を訪ねに。

2008-07 -14

そんな日

そんな日

看護婦さんたちと、カラオケ、サウナでビール
というなにか慰安旅行のような金曜のホームパーティーのあと

朝方バスで家に帰る。

霧雨で、しっとりとした冷たさで

毎日見ていたこの昔の船の修理工場は

こう

色のない空のしたが一番似合うんだということを
初めて知る。
2008-07 -13

「孤独は山になく、街にある」

「孤独は山になく、街にある」

フィンランドの人はよく夏小屋へ行く。
夏小屋とは、小さな山小屋のような別荘のことだ。

大概ヘルシンキから離れた田舎の湖のそばに、皆夏小屋を持っており
週末になると車で出かける。
毎週末出かける人もめずらしくない。

ある人は毎年二ヶ月間、夏小屋で一人ですごすと言っていた。

たいていの夏小屋には電気がなく
水道もないとのこと。

誰とも会わず、すごす。

三木清は著書の中でこう続ける。

「孤独

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通学路

通学路

通学路が 美しいのでうれしい。

(後ろに見えるのはロシア正教のウスペンスキー大聖堂)
2008-07 -10

野菜のマトカ

野菜のマトカ

こちらでのゴミの分別は

・生ゴミ
・新聞雑誌
・牛乳パック/箱類
・びん/缶/ペットボトル
・その他

である。

びん/缶/ペットボトルは
スーパーにあるリサイクルマシンに入れる。
ボトルにあらかじめ表記されている値段が
お買い物券という形で還元される。(一個当たり0.1€~0.4€)

生ゴミは
すべてコンポストへ行き、
また土になって、
フィンランドの野菜を作る。

マトカはフィンランド語

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"Speak Like A Child"

"Speak Like A Child"

私は誰かが何かを演奏したり、歌ったりしているのを見るのが好きだ。

ときどき、その人が何か人間じゃないものに
見える瞬間があるからだ。

誰かがハーモニカを
吹いている夕方、
それを伝えたら

  そうだね、吹いている間はどこか遠くへいっているからね

と言った。

  それはどこ?Missä?

と聞くと困ったように笑って

  I don't know.
  Just go to music.

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