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ⅲ.ハンブルグ 応用言語学と家の光

最後に大学時代の友人に会いにドイツで二番目に大きい都市Hamburgへ行く。

彼女は築100年ほどの大きな古い家に
ドイツ人のパートナーとその家族と4人で暮らしていた。
天井の高い、その家の光をみて
また胸が震えるほど感動した。

目が覚めたら一日中、光とだけ遊べる
あの大好きな種類の
家の光が静かにそこにあった。

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批判を是とするドイツ人、
 なぜならそれはその人の向上の助けになるから。

バスと電車に無料で乗れる日があるハンブルグ、
 なぜならそうすることによって個人車の使用が減りひいてはCO2排出量の削減につながるから。

キャッシュレスのペイメントシステムに断固として反対なお父さんとお母さん、
 なぜならそれは自身の主権を失っていくことを意味するから。


英語もポルトガル語も堪能な彼女は、現在Hanburg Universityの大学院にて応用言語学の研究をしており、この街がとても大好きで、Hanburgを誇りに思って生活している。


外国語習得法について、英語教育とグローバル化と日本における移民問題の論点について、語族と言語習得の速さについて、享受し得る学校教育について、ドイツの大学のシステムについて、買い物について、ポルトガルについて、帰国子女とカルチャーショックについて、言語習得と認知心理学について、ドイツにいる韓国人移民とトルコ人移民のアイデンティティの形成の違いについて、、etc etc
ほぼ48時間尽きることなく話し続けながら

お天気雨の中珈琲屋さんへいったり
パンを焼いたりしているうちに

帰国の朝がやって来た。

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2008-07 -25

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