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地域創生型モノヅクリ(地域の職人の未来像)

マイブームです、「地域創生」www
地域を活性化する。町を元気にする!町おこし!
というのとはちょっと意味合いが違って
仕事ってなんだろね?という真理を追究するがごとくw
働く喜びとは?を考えるのと同時に、地域創生を考えると非常に
この答が見えやすくなったので、今日は左官と地域創生について。


熊本県が教えてくれた、地域創生と地域の工務店の関係

私は三浦市三崎のひとでして、生まれも育ちも。そんな私がなぜ熊本なのか?は以下の記事を参照ください。

地域創生ビジネスの立ち上げで、地域の課題を探るべく南阿蘇地域をめぐってみたのです。
課題を探すはずが。。。。良いところだね。。。。www

カルデラの意味をしったよw
草原 人工物なしw

とまあ、自然豊かな地域は人気だよね。三浦もそうですし、地域の資源ですよね。だけど大体地域って自然が豊だよねとも思ったり。
そんなことを考えつつも、地域の方のお話を伺ったりしているときにふと。。。
一枚の案内に目が留まる。
地元商工会の青年部の案内。その会員案内に4~5社ほどの工務店さん。
左官という商売がら目に留まるわけですが、その工務店さんの特色のつかみにくさったりゃありゃしないなぁぁぁぁ。
この地に訪れて、工務店さんを探そうと思ったら、あいうえお順になっちゃうなぁぁぁって、そんな風に思ったところで閃きました。
「あ、地域に興味がある若者向けに言葉使った方がいいかもなぁぁぁ」って。
建築業界は人手不足、なおかつ若者にとってはなかなか厳しい仕事です。
そんな中、若者の目に留まる発信とか仕事の内容とかいろいろ考えていかないと、生産量の確保。という意味でも文化の伝承。という意味でも
守り切れなくなると思っていて、「守りながら変えていく」という
榎本師匠に教わった「伝統とは変わること」とが身に染みてわかる年代になりました。

建築業界の求人について、思うこと。

私もそうなのですが、求人をするにあたって、こちらの希望する枠に当てあはまった人材を採用しようとしがちですが、個別最適化の世の中で、なかなかそれは難しいと思うのですね。身の回りが、私に合わせて提案してくれる世の中に変わってしまったので。
まず、このギャップって結構深刻w
尚且つ、建築業というセグメントもいかがなもんかな?と思い始めました。
自分の生活とか暮らしを、今まで(高度成長期以降)のように仕事を軸として暮らしを成り立たせる必要性が無くなってしまって、幸せな暮らしを軸とした時に、どういった環境を作ることができるか?(まさしく個別最適化)が重要なのだと思うのです。
仕事を断定する必要性が低い場合もある。
仮にそうではない無い人材。例えば昔の職人志望のような人は、逸材だと思います。
職人は師匠の丁稚奉公して、長い年月をかけて、
人格、体格、技術を身に付けたものですが、現代では
職人を目指そう決意した時点で、もはやは「職人」確定であると思います。
職人と多くの人が名乗ってはいけない時代(私も含めて)になったのかもしれませんね。

そんな思考を取り入れて私のやっていることを再定義してみた

熊本という地域をみたり、そこに移住して、いろんな仕事をしている人をみたり、個別最適化の世の中の恩恵を享受している若者と触れあって、
今一度三浦三崎、私の仕事(左官)、私の会社(左菊)を見てみると
良い環境なんじゃね?と思えるようになりました。
三浦三崎は小さい町ですし、私の会社といっても私と弟、今千葉県で自分の仕事もしている若い左官屋さんの三人で活動してます。
主に、三浦半島以外の仕事がメインで、地元の仕事もたまに。。。
だけどそんな中でも、あ、もっと感謝しないといけないなと思う仕事もあったりするのです。

三浦青年会議所60周年記念事業のバス停


嬉しかったな。。。


そうなんです略して三浦JCの創立記念事業で、三崎港のバス停をリニューアルするとのことで、同地区、三崎下町地区に点在する看板建築をモチーフに、下町地区の表玄関でもあるこのバス停を作るプロジェクトにご指名いただきました。
この事業の一年前に、地元看板建築の修復をしたことも、この事業への導線となったのかもしれませんね。

なんとも、うれしいオーダーで、左官職人として、地元三浦三崎の人間として地元の文化とか、景観に役に立てたことがうれしいし、自分も素晴らしい三崎の文化だと思っていたことが、こうやって多くの方に認知され始めたことも非常にうれしい。
でもこれって、弊社「左菊」の小さい規模感であったり、地元の人間であったからこそで、これが大きい会社であったり、都心の会社であったりしたら、この社会への貢献度を感じることができないんじゃないかな?と
かように思ったのです。後になってねw

自分の働きが社会へ貢献できたと実感できる仕事

そこなんですよね。一番大きい仕事の魅力って。
社会の役になって、「ありがとう」と言われる。
これって地域の小さいコミュニティとか、
地域の小さい会社だったりの方が、実感できるんじゃないかな?
そう思うと、都心にいる若い人たちが地域で働きたい。という
ニーズとマッチするのではないか?
今までは、地域に住む。住んでも良いと思える人材に、
発信していたけど、そうではなく、
社会に貢献する事が可視化できる仕事であるし、
それを望んでいる人たちに発信する。
これこそ、地域の仕事の醍醐味だったり、
職人がもっともっと活躍する場となるのではないかな?
地域のものづくりが日本全国各地で活発化するなんて
ちょっとワクワクしますよね。
地域の職人(ツクリテ)は、地域の文化を作ったり直したりするのが
仕事なんじゃないか?そんな風に思います。
どうぞ、三浦三崎で暮らしてみたいなとお考えの方
ひとまず声かけてみてください。
仕事の選択肢の一つに、この地域の文化も作る・直す
左官と言う仕事にもアンテナ貼ってみてください🥰

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