見出し画像

熊本県で地域創生の取り組みにダイブしてみた

なぜに地域創生なんだろうね。。。。

もともとですね、わたくし、地域の事を考えるのが割と好きで、
なぜなのか?はよくわからずw 神奈川県三浦三崎という町に対して
郷土愛がとても深い。ということでもなく、青年団体に30年近く所属していたからなのか、思考の癖とでも言うべきか。
兎に角、地域の事を考えるのが嫌いではなく、
特段未来を憂いてるわけでもなく、私が生きて来た48年で
こうも町の状況が変わるものか。。。という良くも悪くも驚きと、
時間の積み重ねの力の大きさは、年を重ねるたびに強く思います。
長期の資産運用の強さ(笑)もしかりで、積み重ねることの
パワーと未来を叶える力をまじまじと感じるのであります。
私にも残された時間が大分減ってきた(折り返し地点ぐらいと
私は認識しておりますがw)
この年で、自己実現と言いますか、なにか小さな変化をもたらすことが出来たら楽しいなとは、思うのですね。
社会全体に大きなインパクトは残せなくても、ちょっとなにか残せたら。
それは自分の子どもたちに・・・くらいの規模感で。
自覚はないですがそんな欲があるのかもしれませんね。



熊本県にダイブしてみた


2023年春先だったかな、多拠点生活のアドレスがらみで、
「意志ある人を起点に、地域の未来を考え、
”100のローカルビジネス”を創り出す プロジェクト。」というコンセプトの
100DIVEというプロジェクトに参加しました。なぜかw

4期生の募集で、新潟県三条市、長野県小海町と熊本県と3か所あった中、
なぜか熊本を選んだ私w 一番遠いしお金もかかるじゃんww
そもそも、地元三浦もなかなかの課題の多い地方なわけで、
そこに目を向けずに熊本ってw
ってそんな感覚が不謹慎ながら面白いなと思って、温泉とかもありそうだし
あまり近いとやり抜くエネルギーも半減するかなと意気込んだものの、
現在かなり後悔しておりますw

でも、真面目に裏テーマも考えているんです。

そう、他所の地域でなんか「コト」をするのって、言葉悪いですが
「よそもの」なわけですよね。地元三浦三崎でも移住されてきた人たちが
結構いて、いろいろ事業やっているんですが、なんでだろう?と
普通に疑問に思っていて、なにかこの三浦に魅力があるかな?
でも人口少ないし、平日なんて悲惨だしなあ。と疑問しかない。
アドレスの会員さんから、この町の魅力も聞いてはいて
確かに、なるほど。都内ではありえないコミュニティの在り方が現存しているのは、価値が高いなとは思うのですが、やっぱり良くわかんない。
ので、とりあえず熊本にダイブ(今回の記事で相当使う単語ですw)してみようと決めちゃいました。残念ながらw


熊本空港

アトツギ坊ちゃんの俺には学びが多い。


テーマは「熊本空港を核とした九州を盛り上げるローカルビジネスを立ち上げる。」という壮大かつ、アバウトなお題でw
熊本空港がリニューアルOPENして、なおかつ台湾の半導体メーカーの
TSMCが進出してきてとってもホットなところ。
自然が豊で食もうまい!人は優しく人情味があるまち。
んんんん?これ、三浦三崎も結構似てますね(半導体メーカーと空港はないけど)特産品のスイカとか、農業が盛んで自然が豊か。地域って大体
そんな感じかなと思っちゃいました。
そんなお題を頂き、初めましての方達とチームを作るのです。
本業が「アトツギ」の私は、このチームビルディングに非常に興味があり、
非常に勉強になりました。同じようなベクトルの人たちなので
話が通じやすいのですが、なんせみなさんリーダーシップがある方達なので、それぞれのリーダーシップ論もあるわけで、みなさんの意見を尊重するとぼやけそうだし、かといって切り捨てるのも難しく。。。。結果、
詳細は伏せますが、数名離脱されてしまいましてw、現在のチーム編成になっておりますが、こちらも詳細は伏せますw
現在、女性メンバーに私一人男性という、人権の無い状況であることは
公開いたしますw

南阿蘇の草原

感謝しかないチームメンバー

熊本地域には3チームがあり、事業計画を立案してプレゼンする。
採択されるとフィージビリティステージ(実現性を高めるセッション)にいけて、コンサルの伴走が手に入る。というプロジェクト。
実際にチームメンバーで熊本に足を運んで、地域の課題や資源を発掘。
地元の方のお話を伺い、解像度を上げていく作業。そして、事業プランを喧々諤々と話し合い、3か月が過ぎました。
いやあ、非常に楽しい。会話がこんなにスムーズに弾むのはとてもうれしい。その反面、非常にしんどいw短期間でプランを作って、解像度を上げていくという、おれ、ビジネスマンみたいじゃんwって思ってしまいました。

職人じゃない、人生があったなら。

たまにね、こころが折れて職人じゃなくて、会社にお勤めしていたらどんな人生だったかな。。。。なんて思うことがあるんですよ。
でも今回このプロジェクトに参加して、それが体験出来た。
結果。職人も最高だしwお勤めの人も最高w
なにかを産み出すというクリエイションはやはり楽しいし
辛くもなるのだなと、体を動かす分だけ、私は職人の方が
楽しいのかも知れない。そんなことも感じました。
非常にデザイン力のあるメンバーとホスピタリティーの高いメンバーに
囲まれて、職人の私は職人として、また神奈川県三浦の地域の人として
地域側の目線で意見を言わせていただいたり、
そんなこんな格闘したすえ、我がチームはプレゼン採択されたのです🥰

地域創生とは?地域で働くとは?

ただいま絶賛プランのブラッシュアップ中でしてwいろいろ課題しかない中、わがチームが考えた「都市部で働くことと、地域で働くことが普通の選択肢になること」というコンセプトがあってこれ、すごく素敵なコンセプトだと自画自賛しております。
例えば、都内でもまれてスキルが上がった状態なら、地域で自然を体感しながら働くことだってできる時代になった。そんな環境が育ってきたと感じます。
ラジオで、20~30代の若者が地方で働きたいという希望を持つ割合が50%近くだったとのこと。なるほど、なぜ、地方なのか?
大きい会社だと、自分が貢献した結果がよくわからないそうです。
なので、地域だったらその貢献具合に地域の方が喜んでくれたり、
目に見えて地域が変わっていくのを実感できる。
だから、地域おこし協力隊にも若者が多く参加している訳ですね。
こりゃ、左官職人しているだけでは見えてこなかった事実だよ。


フィールドワークが忙しく熊本らしいものが食べれなかったよw

未来の地域と、未来のお仕事

どうも、世代間と都心部と地方のギャップってまだまだ根深いなと
感じた私。
地域でのお仕事もチャンスが大分多くなってきたぞ。そんな風に感じます。
神奈川県は三浦三崎。自然を感じることが出来ながら都内に1時間半で移動できる。
尚且つ、地域色が強くてコミュニティもちょっと変化しながらも
現存している。結構レアなエリアなのかもしれない。
三浦に限らず、地域にいろんな可能性があると感じました。
熊本にダイブしてみて、熊本の素敵なところ。
取り分け南阿蘇村。ここも非常に面白い。
移住者が多く、有機農業が盛ん。でも夜遊んだり飲んだりするところが
無く、それでも移住先としては魅力的なエリア。
自己実現がしやすいエリアなのかもしれないですね。
社会に対する貢献度と比例して豊さも大きくなる。
そんな若者世代の活躍を、おっさんたちもサポートしていきながら
どうやったら仕事を創出できるか考えながら、
地域に関係人口を創出する仕組みを考えていきたいと思います。

熊本の活動はまだまだこれから、同時に地元、三浦三崎の
魅力も再確認するシナジーが面白い今日この頃です🥰

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?