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白血病患者の全人工股関節置換術/術後13日目のパーソナルジム感🌱

すごいです。
昨日からお世話になっている、理学療法士のDさん、すごいです。
なにがって、もはやリハビリというか『ここはパーソナルジムですか…?』という感じですw

聞き取りからの目標設定

理学療法士さん全員にお芝居をしていることをお話ししていて、役者としてやはり出来るだけ美しい立ち姿に戻りたいという要望はお伝えしております。
術前では痛みでガッタガタになってしまった歩き方。痛みから逃れる為に、楽な方へ楽な方へと逃げて行った身体はすっかり歪んだ状態が普通になってしまっていました。
座った状態で既に骨盤がズレていて、楽な方に流れて歪んでしまっているのです。
『おしりの筋肉が無いから骨がすぐに分かると思います。自身で触って確認してみて下さい』と促されてお尻の骨の下に手を置いてみると、左右でかかってる圧が全然違うことに気付きました。
『先ずは均等に座れるようになることが大事です、肩の位置はずらさないように左右にゆっくり重心を揺らして片方ずつしっかり均等に乗ることを意識してください』と言われて左右に身体を揺らして試みるも、術前から痛みが激しかった右側にはなかなか体重を乗せ切れず、乗せると股関節が硬いぶん痛みが出る…という感じでした。
何気なく立ち上がるときも、歩くときも、寝る時も、痛みを嫌って左足へ甘えていたんだなぁと思います。
多分、私が役者ではなくてとりあえず歩けるようになることが目標なのであれば現状でクリアとされるだろう状態(経過としては悪くなく、順調な状態)までは既に来ていると思うのですが、Dさんは私の『役者として美しい姿になりたい』という気持ちに、すごく寄り添って尊重して下さっているように思います。
だからこそ普通の人ならOKをだすレベルでも、もっと力を入れるべき部分の意識をしっかり持って、逆にそれ以外の抜くべき部分にはナチュラルな状態に出来るようにと、呼吸法から教えて下さいます。
まさかここで腹式呼吸の話がでるとは思いませんでしたが、同時にこんなにも今の自分が腹式呼吸を出来ていないことにも驚きました。
今まで簡単に出来ていたのに……。
ほんの少し、ほんの数ミリ、痛みから逃れる為に繰り返してきた少しの歪みが身体全体に及ぼす影響は大きいのだな……と、再認識した次第でございます。
更には、呼吸と身体と気持ちは繋がっていることをリハビリを通して改めて実感しました。
演技における身体性と呼吸の大事さ。分かっていたはずなのになぁと悔しい気持ちです。
私の目標は『ただ歩けるようになる』ことでなく『役者として美しく歩けるようになる』ことです。
あと1週間もすれば退院。
それまでに出来る最大限の努力を、土台を、いま作らなければなりません。私の理想を叶える為に、一生懸命に考えて指導して下さっている環境のなんと有難いことか。
徹底した指導にまるでパーソナルジムに来たかのような感覚がしてならないですが、それ程の熱量をもって向き合って下さることの嬉しさ。
この1週間、小さな動作からもう一度自身を見つめ直す大きなチャンス、ほんとうに今が踏ん張り時だと思います。
甘えた根性が出てきそうになったら、アーモンド小魚を食べてモチベーションをあげて頑張りたいと思います!w

と、今回はちょっと短めですがここまで!
沢山の情報をインプットしたので、次のリハビリではしっかりアウトプット出来るように整理したいとおもいます🌱
取り留めのないことですが最後まで読んで頂きありがとうございます!
それでは皆様、本日も良い夢が見られますように☺️🤍
おやすみなさーい!!!


髙道屋 沙姫

白血病の私はコロナや特発性大腿骨頭壊死症などで働くことが難しいのが現状です。頂いたサポートは医療費や生活費として大事に使わせて頂きます。私の経験がお役にたてば、応援して頂けると幸いです😌