見出し画像

友達グループを作る女子生活&若き恋愛から学んだこと

思春期を超えて、大人になって、社会人として働いていく中で変わって行った人間関係。女の子特有の人間関係を振り返る。

思春期頃から始まる女子の友達グループ大会

思春期を過ぎると、女の子はグループを作って友達関係を形成するようになる。それはきっと、全国共通のしきたり。私は田舎の小学校だったので、女子が10人。基本的には二人一組とならなくてはいけなかった。

最初は、気が合う好きな子と仲良くしてた。しかし、夏休みに隙をつかれ、9月に仲の良かった子は他の子に奪われていた。夏から中学受験 を始めて、遊ぶ時間を確保できなかったことも要因の一つだった。

仕方ないので、空いていた子とくっつくしかなった。もともと転入生としていじめられていたので、結局はいじめが酷くなり、不登校のまま中学受験をした。

偏差値で人を判断するような進学校の中学だったから、それはそれで苦しかった。でもさすがに田舎の小学校よりは、レベルの高い人間が多く、生産性なき無駄ないじめは無かったように思う。

それでも、女の子の友達関係は変わらない。友達を決めなくてはいけない。彼氏彼女のように、特定の友達を決めたらそれ以外の人と仲良くしてはならない。それはある意味、いじめより過酷な側面があった。いじめのように悪意的に明確に傷付けることはなくても、ハブやあぶれる子が必ず出てくる。普通の良い子でも、友達決めの攻めり合いの中で、不意をつかれてあぶれると、一人で土俵から落ちなくてはいけない。

しかし、あぶれた者同士、くっつくこともできる。楽しくはないけど、一人ぼっちよりはまし。周りから「あの子友達いないね!」って白い目線を浴びないで済む。

女子のグループ活動に参加しながら思う本音

そもそも、なぜそんなにいつも群れてなくてはいけないのか。みんな必死に友達を決めていたけど、実は女の子全員が友達決めが好きだった訳ではない。私も嫌気がさしていたし、同じように考える子も多かった。

何年か前から学校内にカーストが存在することを描く映画やドラマが多く見られるようになった。カーストの上位に食い込めなくても、楽しく生産性の高い時間は過ごせるのに、カーストは学園生活に何故か根強く存在した。

高校生の時から「本当は色々な人と関わって、価値観を広げたい」と思ってた。その考え方は、今から思うと正しかった。ぼっちにならないために、好きでもない子と一緒に居続けて、お互い陰では悪口を言っているような関係に疲弊するよりは、一人の時間を楽しむという選択肢があってもいいはずなのに。
もっと色々なことに挑戦してみてもいいはずなのに。
くだらなに人間関係に苦しみ、形だけでも一人に見えないように努力して不毛な時間を過ごした。
不毛だったからこそ、大人になって、中高時代の誰とも仲良くしていないし、会っていない。会いたくもない。形だけの友達だったから。

それが、女の子の友達決めの果ての姿。

大学から世界が変わり始める

大学ではサークル、インターン、留学など進む選択肢が広がり、がらっと人間関係も変わった。友達決めをしなくて良くなった。

相変わらず友達決めをやっている子もいるけど、なんかガキっぽく見え始めた。

そして勉強中心の学校生活では無理だった、恋愛が始まる。

このご時世、女の子の方が積極的。もちろん若くて元気な独身だけの大学のサークル活動。男の子からアプローチもある。この中でも私は自分からなかなか行けなかった。それでも好きにはなれない人から沢山告白はされた。

「良い子から売れてくからさ。」
若い男の子は堂々とそんな発言もする。学生の間は、男の経済力とかも余り関係ないし、わがままな女の子も可愛ければ許される。もちろん、長続きするかは別問題となるが。

そんな中で思ったけど、女の子の友達決めも、恋愛も変わらない。

自分から行って、好きな人を自分のものにできるか。
それができないなら
好きな人に好かれるような自分になれるか。

そうじゃないと、結局は余り者同士とつまらない時間も過ごす。それは一人でいる方がマシな場合もある。
女の子友達も、恋人も。

でも一見、余り物に見えても、工夫次第で生産性の高い楽しい時間が過ごせる。人間関係カーストなんて思い込みの指標の一つにすぎないし。最終的には人生楽しんだ者勝ち!

色んな人間関係と、恋愛を一周して
私は自分軸で自分らしく生きようと思った。

だから、
好きな人に愛される自分を目指す。
それは、自分らしさの花を咲かせることであり、自然体の自分を磨いて高めていく。

本当の自分でない姿で、結ばれた人といても幸せじゃない。
だけどそれは、自分から好きな人に全くアプローチしないという意味じゃない。

私はグイグイいけない女の子だけど、
男女問わず、好きな人にも、友達にも、
愛する気持ち、好きな気持ち、尊敬する気持ちを
素直に表現できる人間でありたい。

それなら私にもできる。
好きな気持ちを表現するのは、ただそれだけで素晴らしいことだから。

その中で、好きな人、愛する人、尊敬できる人を大切にする毎日を( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?