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【親知らず抜歯】麻痺が残った

こんにちは、オカサキです!

皆さんは、「親知らず」ありますか?

私は、3本あります。

のち、2本は抜いたのですが、
そのうちの1本を抜歯した時から
現在も麻痺が残っているお話をしますね^^



右下親知らずが痛くて、抜いてもらった

27歳ごろに、右下の親知らずが痛くなり、
レントゲンを撮ってもらったら
虫歯になっていました。

厳密にいうと、
親知らずが一個前の歯を圧迫して
すき間から汚れが入って
虫歯になっているのが原因でした。

▲親知らずの手前が虫歯になっていた

「下の親知らずには太い神経が
 通っているので大学病院など
 大きい病院で抜いてもらった方がいい」

というのを
当時、歯科医院で働いていた時の
院長先生が仰っていたのを
いつも聞いていました。

結果的に、
レントゲンやパノラマ撮影で
確認してもらった結果、

私の右下の親知らずは個人病院でも
抜くことが出来そうだということで、
院長先生の弟先生に
抜歯をしてもらいました。

▲この写真がパノラマ撮影

キレイに回復

抜く前の麻酔や抜歯をして
麻酔が切れた後の痛みはありましたが、
1週間・2週間と日にちが経つにつれて
抜いたところの傷はキレイに戻りました。

あれだけ大学病院を
オススメされる下の歯でも、
個人医院でも抜くことが出来るんだと
感動したのを覚えています。

そして、31歳の頃。
今度は、左下の親知らずが痛み始めました。

簡単に抜けると思っていた

私が引越しをしてしまったので、
右下の親知らずを抜いてもらった
院長の弟先生の医院は遠くなり、
近くの他の歯科医院で
抜いてもらうことにしました。

右下の親知らずと同じく、
左下も個人医院でなんとか抜ける模様。

右下もすんなり抜歯が出来、
傷もキレイに治ったところから
私も安易な気持ちで承諾しました。

麻痺が治らない

結論から言うと、
麻酔をしていても激痛が走り、
左下の親知らずを抜いた直後から
左下唇の感覚がなくなりました。

抜歯2~3日は熱が出て
1・2週間ぐらい経っても腫れは引かず、
感覚が麻痺している状態が続いていました。

抜いてもらった
歯科医院の先生に確認すると、

「下の歯は神経が通っているので、
 抜歯の際にその神経に触れてしまい
 今は痺れが起きている状態かもしれない」

とのことでした。

この説明内容は、
自分が歯科助手で働いていた院長先生も
説明されていたので、
納得しているつもりでした。

ただ、自分の身体に
『麻痺』があるということが
すごくショックでした。

「熱い」「冷たい」が分からない

「麻痺」しているところは、
飲み物や食べ物の「熱い」「冷たい」が
分からないのです。

で、大変だったのは
左下唇を液体がつたっても、
固体がついていても気づけないこと。

だから、1人で外で飲食を取る際は、
いつも左下唇を触っては
気を付けないといけなかったので
小さなことですが、プチストレスでした。

最初こそ、左下唇の麻痺の範囲が
とても大きかったので、

・うまく笑えない
・うまく話せない
日々が1ヶ月ほど続いた時、

『これが一生続くのか。。』
と絶望したのを覚えています。
(私はよく絶望します(笑))

周りからは
「笑えている」「話せている」
状態だったからこそ、

自分の内なる歯がゆさを
消化することが大変でした。

かと言って、
歯科医院の先生を訴えるのも
自分の中で違うなぁと思っていると、

2021年に行われた「東京パラリンピック」
をふっと思い出しました。

「麻痺している」というカテゴリ

東京パラリンピックの選手のことを

『自分のことを自分で受け止め、
 最大限に「自分」を表現されているのが
 かっこいい!』

と思って観ていました。

すると、自分の中で

『ただ、今まで経験していなかっただけで
 「麻痺している左下唇の自分」という  
 カテゴリが追加されただけなんだな』

と思えるようになっていきました。

「麻痺」を経験しなければ、
こんなに「麻痺」のことを
深く考えこまなかったかもしれません。

少しずつ笑いやすくなり、
少しずつ話しやすくなってきてはいますが
相変わらず、冷たさも熱さも分かりません。

液体がついていても、
固体がついていても分かりません。

だけど、
私は左下唇の麻痺は
治っても治らなくても
どっちでもいいと思っています。

この「左下唇の麻痺」も含めて、
『オカサキ』なので^^

この麻痺が、
いつか誰かの役に立てたらいいなと思い、
今日も液体・固体を気にしながら
ごはんをいただきます(笑)

\経験は財産/

今日も記事を読んでくださり、
ありがとうございました(・v・)/

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