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日本酒をつかって、いつもの料理と一味ちがう味わいに!

「日本酒を、もっと身近に」という理念をかかげながら活動している日本酒メディア・コミュニティ『酒小町』。今回は【料理酒と日本酒】についてご紹介していきます。 

このマガジンでは、日本酒の豆知識をわかりやすく、ちょっと飲んでみたくなるようなコラムを書いています。

日本酒が好きという人はもちろん、日本酒がはじめてな方、好きで飲んでいるけど専門用語まではちょっと…という方、これから日本酒を勉強してみたい!という方、ぜひお酒を片手に読んでいただけると嬉しいです。

ただ飲むだけでもお酒は美味しいですが、少し知識をいれるだけで普段飲む日本酒が更に美味しく、楽しくなりますよ! 


じつはかつて、料理酒と飲用酒は同じだった!

今回のゆるゆる日本酒教室は、【料理酒と日本酒】についてです。

みなさんは料理をしますか?

料理、特に和食を作るときに欠かせないのが、調味料の「酒」。
ほとんどの場合は料理酒を使用すると思いますが、もちろん日本酒をつかってもOKです。

ところで、この料理酒と日本酒、なにが違うかをご存知ですか?

そもそも、歴史を振り返れば、料理につかう酒と飲用する酒に差はありませんでした。

今回は料理酒と日本酒についてみていきましょう!

料理酒と日本酒はなにが違う?

料理酒と日本酒、わかりやすく違うポイントは、含まれる成分。

料理酒にはおおよそ
・塩分
・酸味量(イメージ:味の素)
・甘味料(イメージ:水飴)
が入っていることが多いです。

そのため、たくさん入れてしまうと、思った以上に味が濃くなることがあります。

料理酒を日本酒で代用する際には、香りが穏やかで、コクのある日本酒がおすすめです。なぜなら、純米大吟醸などのハイグレードなお酒をつかうと、その華やかな香りがかえって料理ではネガティブに目立ってしまうこともあるからです。

日本酒をつかった代表的な料理も!

日本酒をつかった料理で代表的なものは、美酒鍋です!
ふつう、お鍋をするときにはお水をつかうと思いますが、美酒鍋はそのお水をすべて日本酒にしたお鍋です。

食材とお酒の旨味が重なるその味わいは、ほかのどんな鍋にも変えられません!どこかで食べる機会がありましたら、ぜひ味わっていただきたい!!

なお、料理の際に、アルコール感が気になる方は、アルコールを飛ばす、いわゆる煮切る作業をしてくださいね。

・ぐつぐつと煮立たせる
・液面に向けてチャッカマン的なもので火をつける
※お酒の量によっては結構な火柱があがるのでご注意を。
・火が消えるまで待つ

これでアルコール感がなくなり、旨味や甘味が凝縮された上質なスープの素の完成です!

それでは今回はここまで!ではでは!

日本酒コラム『ゆるゆる日本酒教室』


日本酒コミュニティ「酒小町」

20代から30代の「お酒の場と、交流が好き」な人たちが集まる日本酒コミュニティ『酒小町』。「日本酒好きのあそび場」をコンセプトに、年齢も職業もバラバラの個性豊かなメンバーが乾杯するだけでなく、自分たちであそびを企画したり、日本酒について学んだり......誰もがホッと一息ついて自分らしくたのしめるようなサードプレイスをつくっています。


酒小町』は、毎月1日〜10日の期間にメンバー募集をしています。
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コミュニティ内にはこのnoteのように、講義の形でない日本酒の知識を唎酒師さんがゆるゆる共有してくれるコラムがあります。美味しく、楽しくをメインにしていますが、こんな風に日本酒の知識を身につけながら飲むお酒もまた格別ですよね。

今回コラムを書いてくれた社会福祉士×日本酒学講師のダイゴさんのnoteはここから読めます。日本酒以外の話題も含め、優しくてわかりやすい文章が特徴です。


酒小町制作メンバー

執筆:ダイゴ|社会福祉士×唎酒師・日本酒学講師=Sake Social Worker(note
編集:すず(X / Instagram / note
ディレクション:編集:sion(X
企画:卯月りん(XInstagramnote

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