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【自社商品試してみた】サケアイインターン生が日本酒を飲む「城陽 純米吟醸55(契約栽培米山田錦)」
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初めまして!株式会社サケアイでインターンとしてお世話になっている小竹です!
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この記事はタイトルにもあるように先日リリースした「SakeaiBox(サケアイボックス)」を1ユーザーとして飲んでみた感想を綴る、言わば「体験記」として実際に感じたことをありのまま文字に起こしていきたいと思います!
サケアイボックスって?まずはこの記事から!👇
日本に古くから存在する粋な文化「蕎麦前」
蕎麦屋さんに行くと日本酒がおいてあるのを皆さん1度は見かけたことがあるかと思います。
この記事ではそんな日本が誇る文化の1つ「蕎麦前」をサケアイボックスを通じて自宅でも再現していきたいと思います!
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今回飲んでみる日本酒はタイトルにもあるように「城陽 純米吟醸55(契約栽培米山田錦)」
このお酒を決めるに当たってぼやーっとサケアイボックスのマイページを眺めていたところ気になる1本が
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なんとこの日本酒は京都府出身、そして相性の良い料理として「蕎麦」が
実は私用で京都に行く用事があったのでちょうど良い、この際京都で有名なご当地蕎麦と合わせて飲んでみようと思いこちらの銘柄をチョイス!
調べてみると京都では「茶そば」、抹茶を蕎麦に練り込んだモノが有名
確かに京都といえば「宇治抹茶」
飲み物に「宇治抹茶ラテ」や甘味類に「抹茶ティラミス」や「抹茶ソフトクリーム」としてあるのは既に皆さんはご存じかと思います。
そこで今回購入してきた茶そばは京都府は宇治田原にある「山城製茶直売所」より正真正銘の宇治抹茶をふんだんに使用した「抹茶蕎麦」です!
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購入した店舗はあの有名な「平等院鳳凰堂」のすぐ近くにある茶舗さん
店内に入るとお茶の香りが気持ちよくとても過ごしやすい店内でした!
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周辺の飲食店を見渡しても蕎麦屋が多く看板に表示されているメニューを見ても多くのお店が「茶そば」の販売をしていました!
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早速、京都本場の「茶そば」が手に入ったところで今回のメインの飲み方でもある「蕎麦前」の飲み方からしっかりと調べていきたいと思います!
蕎麦屋での飲み方
まず最初に認識として「蕎麦前」という風習の始まりは、江戸時代にまで遡ります。働く商人や武士などがお客さんとしてあり、食事も取れてお酒も提供する場を作った際にこのような文化が発達しました。
当時は現代のようにそばを作り置きしておくことができなかったため、注文が入ってからそばを打って切り、茹でる。その時に生じる待ち時間をすぐに蕎麦屋で提供できるおつまみとともに過ごすために日本酒が置かれた事が発端です。
一般的な作法としてあっさりとしたおつまみから食べ始めて、だんだんと味の濃いものへと移っていく。
これはすぐに提供できる「板わさ」から始まり、作るのに時間のかかる「玉子焼き」や「天ぷら」など料理を提供する順番に即しており、その文化が今でも引き継がれ最初に「板わさ」最後の方には「天ぷら」といった風習がなじんでいます。
今回も「城陽 純米吟醸55」と一緒にまず最初に「板わさ」から始め、「天ぷら」を途中に挟み、最後に「茶そば」とともに堪能し、抹茶の蕎麦湯で締め、自宅で日本の文化をなぞっていきたいと思います!🍶
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実際に飲んでみた
まず開封!シュッという開封音とともに控えめながらもフルーティーな香りが酒欲をそそります🍶
香りは今までの日本酒とは異なり若干香りも強くないので飲みやすさがありそう、、と思いつつも一口目を口に運ぶ。
まろやかな舌触りを残しつつキリリとした後味で少しの果実感と辛さの余韻を感じる飲み口です!
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「板わさ」
続いて「板わさ」を一口、そして「城陽 純米吟醸55」を一口
最初の一口目では何も付けずに食べたのでお酒の方が主張が強いものの、
かまぼこにわさび、そして若干の醤油をつけて食べることで立場が逆転
ほんのりとわさびとかまぼこの風味を残しつつ「城陽 純米吟醸55」が控えめに際立つちょうど良いペアリング、正直、これだけでスイスイと飲めちゃうくらい相性の良さは抜群です!
「板わさ」自体では味は控えめで最初の飲み口で一緒に飲んでいる「城陽 純米吟醸55」の味わいを感じる事が出来る飲み始めです🍶
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「天ぷら」
お次は天ぷら
こちらは蕎麦前でいう「天抜き」と言われるもので『ぬき』とは、種物メニューからお蕎麦を“抜いた”ものをいいます。たとえば『天ぬき』というと、天ぷら蕎麦から、お蕎麦を抜いたもの、天ぷらとお汁だけが提供される事が一般的です。
今回はお汁の代わりにめんつゆで代用し食べます!
[天ぷらの種類]
・菜の花 ・海老
・アスパラガス ・かぼちゃ
・助宗鱈
まずは菜の花から
苦みを感じながらもそこまでクセの強くない味わいに日本酒をククっと流し込む
葉のモノの天ぷらなのでサクサクと飲み進める事が出来、とても飲みやすい1品。
次にアスパラガスを
コリコリとした食感と先ほどの菜の花とは違った苦みが口の中に広がる
サクサクの衣とコリコリのアスパラガスの食感を楽しみながら流し込む日本酒は渋い大人の味
初めてコーヒーを飲んだときのような少し眉間にしわが寄る、だけど日本酒を流し込みふうっと息を吐いたときの余韻が良い味わい
続いて助宗鱈
こちらはひらがなで表記すると「すけとうだら」
クセの少ない白身魚で一般的にはフライにして食される事が多い魚です。
まずもって魚と日本酒が合わない訳がない
つべこべ言わずサクッと一口、そしてクイッと一飲み
やはりクセが少ない魚の分、日本酒と合わせて飲むと少し日本酒の方が主張が強い
そこでツユをチョンッとつけて食べるとこれまた一変、
今度はちょうど良い感じに魚のホロホロ感ととツユの味わいがが日本酒にマッチング
天ぷらにすることで油と相まってトロトロの口の中を「城陽 純米吟醸55」でシャキッと整えてくれます
続いてエビ
エビは尻尾から食べます、昔魚は尻尾から食べると足が早くなると聞いたので笑
カリッと食感のいつものエビの尻尾に「城陽 純米吟醸55」これが合わない訳がない
まさに安定の組合せ、エビの天ぷらだけで飲めちゃうくらいに美味しい
ツユや塩に付けても美味しく味変は必須です!
最後にカボチャ
あまーい味わいもさることながら、その後に感じる皮の苦みを感じるところが好きなこの天ぷら
ツユに付ける事で甘塩っぱい口になったところに欲しい日本酒
「城陽 純米吟醸55」を流し込むとフレッシュさで口の中をリセット!
スッと間から割り込んでは絶妙なおいしさを演出、
個人的には天ぷらの中ではカボチャで飲むのが一番美味しいかも知れません
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茶そば
ここまででいわゆる「蕎麦前」の酒の飲むターンの終了
しかし、冒頭でも書いた通り今回選んでいるこの日本酒
「城陽 純米吟醸55」は「蕎麦」と合うといわれている1本
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今回が人生初めての「茶そば」
見た目も今までに見たことの無い緑色の加減です
まずは普通にツユに付けずに蕎麦だけで一口
そば6,茶4くらいの味わい
しかし鼻から抜ける感覚はまさに抹茶そのものに近い感覚
そしてツユに付けてズズッと
最初に抹茶の風味、その後にいつもの蕎麦とツユの味が来たかと思いきや、やや遅れて感じる若干のお茶感。
これにようやくおすすめである蕎麦と「城陽 純米吟醸55」を合わせて見る
まずは抹茶の風味、その後にツユと茶蕎麦の味わい、そして「城陽 純米吟醸55」が後を追いかけてツユと混ざり合い、ほどよく日本酒の辛さやフルーティー感を中和、
しかし若干の後味が残りつつもその後には蕎麦、そして日本酒と交互に進む左右の手が動く
飲み終わり後の後味で感じる「城陽 純米吟醸55」にもさらに後追いで茶そばを入れると口の中が若干の日本酒を残しつつ蕎麦の味わいで満たされ今までの普通の蕎麦では出来ない体験をほろ酔い感覚で味わえます🍶
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そば湯
写真ではあまり良く伝わらないですが、いつものそば湯と比べると若干緑がかった色合いです
香りは抹茶の香りが強く、一口飲むと緑茶に近い味わいが舌の上に広がります。
飲んだ後から鼻に抜ける風味もツユ感では無く暖かい緑茶を飲んだ後のような感覚に
これを飲めば次の日に支障をきたさない!
と断言出来るかは個人差によりますが、日本酒を蕎麦と合わせて飲むことでしっかりとアフターケアを出来る点から、やはり蕎麦屋でお酒を飲むという文化は利にかなっていると身をもって体験🍶
今回は蕎麦湯:ツユを目視で5:5くらいにして作ってみましたが、よりいつもと違う蕎麦湯を楽しんでみたい!という方にはもっとツユの割合を少なめにしてみると良いかもしれません!
実際に飲んでみた感想
いかがだったでしょうか?
今回は「城陽 純米吟醸55(契約栽培米山田錦)」とそれに合う「蕎麦」に付随して日本に古くから伝わる「蕎麦前」の飲み方にてご紹介してきました
蕎麦屋で日本酒を飲むといった飲み方を昨今聞いた事があまりない時代、実際に蕎麦屋に行ってやってみるというのはもしかしたらハードルが高いかも知れません。
しかし今回の様に蕎麦に合う「城陽 純米吟醸55」を片手に自分なりの「蕎麦前」を用意して楽しんでみるのはいかがでしょうか?
「城陽 純米吟醸55」と「蕎麦」という2つの接点から出会えた、初めて食べることの出来た「茶そば」、そして日本にある素晴らしい文化の1つである「蕎麦前」
日本にある文化の中に日本酒が存在し、新しい発見とおいしさを教えてくれた「城陽 純米吟醸55(契約栽培米山田錦)」に乾杯🍶
今回飲んだ銘柄「城陽 純米吟醸55」について
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「城陽 純米吟醸55(契約栽培米山田錦)」日本酒データ
酒米:山田錦
精米歩合:55%
日本酒度:5.00
酸度:1.6
アルコール度数:15%
京都府は南部に位置する山城地域にて金融業を営む島本家の分家として、文政のころより酒造りを少量ながら手がけ、その後1895年10月「島本酒造部」を組織し、現在の酒蔵を新造して本格的に酒造りを家業として始める。
創業以来技術の研鑽に勤め、戦後の苦難な時代を乗り越え、1973年9月に「城陽酒造株式会社」を設立。
酒造りの原点である「酒造りに欠かせない水」「原料米へのこだわり」「高品質酒のための手造り」「小仕込みによる丁寧な醸造」など良い原料を使用した手間ひまを惜しまない特定名称酒中心による醸造を中心に活動。
現在では、京都府南部山城地域の唯一の酒蔵として、自然豊かな土地「城陽」の地酒として地域に根差した酒造りの考えのもと社長の島本稔大以下従業員数約10人の小規模蔵として、歴史と伝統に育まれた酒造りを新たな感覚を研ぎ澄まし、毎年課題を持った取組みを行い「料理を引き立て飲み飽きしない京の食中酒」を体現している。
企業理念
「作るも 売るも 買う心」
今回ご紹介した銘柄の公式HP
SakeaiBox公式HP
Sakeai公式HP