Firebase Analyticsについて軽くまとめてみる〜マーケティング担当の一人言
連日ツール導入の話ばかりですみません。
個人的な勉強も兼ねて今日はFirebaseの基本からFirebase Analyticsについてまとめてみたいと思います。マーケティング担当は知っておくと施策の幅が広がると思います。
Firebaseとは?
Firebase は元々は Google とは独立したサービスでしたが、2014年に Google に買収され、 GCPの仲間入りをしました
すばやく高品質のモバイルアプリを開発することができるプラットフォームで、開発に役立つ数多くの機能が用意されています。
モバイル向けのサービスのBaaSとして注目され、開発で必要になる汎用的な機能があらかじめ備えられており、
これを利用することでバックエンド側の開発コストを抑え、アプリ側の開発に集中することができます。
参考サイト
https://www.topgate.co.jp/firebase01-what-is-firebase
Firebase機能一覧
Firebaseは開発のためのバックエンド機能を簡単に用意できるBaaSです、
簡単に機能をまとめてみます。
※日々アップデートされているので2019年8月時点の機能となります。
マーケティング担当としては、1機能であるFirebase Analyticsへの理解を深めておくことをオススメします。
■参考サイト:
https://firebase.google.com/?hl=ja
Firebase Analyticsとは?
Google Analytics Mobile SDKの提供が終了することに伴い、
Googleとしては今後アプリ内でのイベント計測をFirebaseに移行することを推奨しています。
■参考サイト:
https://support.google.com/analytics/answer/9167112?hl=ja
さらにGoogleAdsと連携することもでき、
今後、Firebaseを活用したダイレクトマーケティングが増えていくと思います。
■Firebase to Google Ads
お客様の広告キャンペーンが Android アプリと iOS アプリのインストール数およびアプリ内ユーザー行動に及ぼしている効果を把握できるようになります。Firebase のオーディエンスを基にモバイルアプリのリマーケティング リストを作成したり、Google 広告の費用データを Firebase で確認したりもできるようになります。
Firebase Analytics→Google Analytics for Firebaseの活用
Google Analytics360とは別にFirebase Analytics用のGoogle Analyticsがあります。Firebaseの設定が完了したらGoogle Analytics側も設定しましょう。
Google AnalyticsのUIで分析ができるので、Google Analyticsになれているマーケティング担当としてはありがたい機能です。
Firebase 向け Google アナリティクスでは、最大で 500 種類のイベントに関するレポートを、無料で無制限に生成できます。いくつかの主要なイベントやユーザー プロパティを SDK で自動的に収集できることに加え、カスタム イベントを定義して、ビジネス上重要な独自の指標を測定できます。
参照サイト:https://firebase.google.com/products/analytics/
Firebase Analyticsの利用ポイント
今時点で私が理解しているのは、ポイントは以下。
ここは順次アップデートしていきます。
・event→screen viewは結構使いそう・・
・eventをエンジニア側と連携して整備する必要がある
・Event Parameter(イベントパラメータ):
Google Analyticsのイベントラベルやコンテンツグループのようなもの
・自動取得しているevent:https://support.google.com/firebase/answer/6317485?hl=ja
・セカンダリディメンションがない
・カスタムレポートがない
・User Propertiesで作成したものをオーディエンスリストで活用できる←ここは結構便利かも。プッシュ通知を打った人をオーディエンスリストにできるなど活用幅が広い。
まとめ
アプリ分析を他のツールや自社独自で管理していくこと自体は問題ありませんが、Google Adsの活用幅を広げることができるので、Firebaseはマーケティング視点からも導入を検討して良いと思っています。
すでにFirebaseが導入されている場合もあるので、
今回のnoteを是非参考にしていただき、Google Analytics、GoogleAdsとの連携を進めてみて下さい。adjustを活用されている場合は、event実装等はそれほど難しくないです。
今回の話は調査中の内容が多く含まれているので、随時アップデートしていきたいと思います。
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