ひとり旅ろぐ。関西編 - 食べた美味しいもの 2日目・3日目
仕事が忙しいことを言い訳に、readもwriteせず1ヶ月ほど経ってしまいました。その間に気づけば、想像以上に読んでいただき嬉しいような恥ずかしいような。遠い昔となった関西ひとり旅の際に食べた美味しいものの残りを綴っておこうと思います。
この投稿の元となったひとり旅ろぐはこちらから
初日 ▶ https://note.com/sakaiso/n/n553074076327
2日目 ▶ https://note.com/sakaiso/n/n802efc2c4c5a
3日目 ▶ https://note.com/sakaiso/n/ne4aef4a2a32a
さて、いざ書こうとするものの1ヶ月も経つと、自分の文体すら忘れてしまう体たらく。macOSのSplit Viewをフル活用して、自分の文章を参照しながらこれを書いています。
macOSのSplit Viewの使い方は、こちらから。
めちゃくちゃ便利なので、macを使っている人はみんな使ったほうが良いと思います。
と初っ端から脱線しましたが、ひとり旅ろぐ。関西編。2日目・3日目に食べたものを紹介します。
デパート上階のレストランは、夢が詰まっている
詩的な見出しとなってしまいましたが、日本全国で減少傾向にあるデパートや百貨店。物の売り方、買い方が変容しているので致し方ないなと思う反面、44歳、愛知県生まれは基本的に買い物に喜びを感じるため、デパート上階のレストランフロアは行くだけで心が踊ります。普段とは異なるちょっと高級なメニューがアレコレとならび、各レストランから漂う良い香り。どのお店に入るのかを悩むのも楽しい時間です。
大阪の地域クーポンがもたらした高級フレンチランチ。
と、まるではじめからデパートのレストランフロアで食事をすることにしていた風に書いていますが、その実、違います。旅行に行った3月は「全国旅行支援」がまだまだ残っており、この関西旅行でも地域クーポンが発行されました。
が、が、ですよ。大阪の地域クーポンが利用できる店舗が他県よりもかなり少なかったのです。お土産を買うにも限りがあり、さてどうしたものかと考えたところ、宿泊していたホテル近くの阪神梅田本店はどうやら使えそうということがわかり、それならばとそちらのレストランフロアを目指したのです。
阪神梅田本店のレストランフロアである9階は、2021年10月に「阪神フードホール」に改装され、一般的なデパートや百貨店とは異なる高級なフードコート。はじめはその価格にギョッとしましたが、僕には強い味方使い所が定まっていない地域クーポンが6,000円分ありましたから、ほぼ、何でも食べれます。怖いものなし。
フードコートでフレンチ。フレンチでお弁当。
しばらくフロアを歩き回り、お店を物色して決めたのが、フードコートに最も似つかわしくない(失礼)フレンチ料理のお店「リエゾン」。メニューを見るとお弁当があるとのこと。フードコートでフレンチ、フレンチでお弁当と不思議な組み合わせに惹かれました。注文したのは、Hacoと名付けられたフレンチのコースが一箱に詰まったもの。3,520円でフレンチのコースが味わえるのならば、かなりお得なのではないでしょうか。
少しずつが色々味わえ、どれも素材を活かしつつ、味わったことのないような組合せもあり楽しめました。
美術館に併設されているカフェが好き
阪神梅田本店のリエゾンでフレンチなお弁当を食したこの日は夜に元同僚と会う約束をしていたので、京都へ移動。少し京都の街を散歩しつつ、関西旅行の目的の一つでもあった京都市京セラ美術館へ。「跳躍するつくり手たち」を見学。
のはずが、足は勝手に美術館内にあるカフェENFUSEへ。
普通は展覧会を見終わって、その余韻を楽しむためにミュージアムカフェを利用するのでしょうが、僕はたいてい先ずひと休み。アイスコーヒーで喉を潤します。ミュージアムカフェの多くは館内に併設されていて、美術館の世界観を崩すことがないのが良いですよね。作品を観た後の緊張感を良い意味で引きずれるし、作品を見る前に気持ちを作ることもできる。
そんなわけでこの日もアイスコーヒーで身体も心もクールダウンして、展覧会を見学しました。アイスコーヒーに付いてきたお菓子(名前など失念…)が程よい甘さだったのも嬉しかったです。
京都は何気に中華が美味しい
京都市京セラ美術館を後にして、祇園へ。元同僚と夕食をということにしていたので、気の利いたお茶屋さんなどに行けると良かったのですが、まだそこまで大人の階段を登っていないので、以前に行ったことのあった「広東御料理 竹香」へ。
大阪に行くとつい立ち寄ってしまうお店が何件かあるというのは、前回の投稿で書きましたが、京都だとこちらのお店につい立ち寄ってしまいます。ひとりでもふたりでも大勢でも比較的気兼ねなく行けるのが心地よく、人気店のため予約なしだと少し待ったりするのも出先感が増すのも良い感じ(事前にきちんと予約していれば待ちません)。
いつもはひとりなので、一品料理と麺類かごはんものにビールかハイボールという組合せでお腹いっぱいですが、この日はふたりだったこともありいくつか料理を堪能しました。ちなみにこちらのお店、注文は基本的に1回のみです。順番待ちをする間に作戦会議をすることをオススメします。
京都の中華は美味しいけれど、他とは味付けが違う気がする
ところで、京都の中華料理って、他の地域とちょっと味付けが違いませんか?くどくなく、あっさりしていて、量もちょっと小ぢんまりとしているというのが僕の認識です。その理由は、お茶屋文化にあるのではと僕は考えています。
通常の中華料理はニンニクやニラなど香味野菜をたっぷり使う傾向があるのですが、京都の中華料理はそういった匂いの強い野菜が殆ど使われていないように思います。僕はニンニクを食べると酔っ払ったようになる体質なので、その点からすると間違いなくニンニクの使用量は少ないはず。
とここまで書けば、確かにお茶屋文化と味付けが関係あるように思えませんか?においの強い料理は好まれないのではと僕は考えたわけです。京都の春巻きは筒状で切ってあるのも、舞妓さんたちが食べやすいからなのではないかと。詳しい人、是非、教えてください。
と、そんなこんなで夜も更けて関西旅行の2日目も終了。
魅惑のベジラムキーマ
ひとり旅ろぐ。関西編も最終日。この日は、大阪科学技術館へ。展示物のお礼などし館を離れ、お昼ごはんのお店を物色しているとカレーの良い匂いが道路を、いや街を満たしています。僕の思い込みかもしれませんが、大阪科学技術館のある靱公園周辺はカレー屋さんが多い気が。カレーの匂いが強いだけと言われればそうかもしれませんが、どこのカレー屋さんもお昼の開店前に多かれ少なかれ並んでるかたがいらっしゃるので、カレーが美味しいお店が複数あることには違いがないように思います。
そんな匂いに惹かれて関西旅行の最後の食事はカレーとしました。気づけば、関西なのに粉ものを一回も食べない旅行でした。
さて、そんな美味しそうなカレー屋さんが立ち並ぶ中、僕が選んだのは「Ghar」というお店。見ている間にお客さんが並んでいく様子から、これは今日でないと試せないのではないとと思い、こちらへ。並んで開店を待つ間に長蛇の列となっていましたので、人気なのは間違いありません。
そんな人気店で初見で何を食べるのかは悩ましいところ。お店の前に掲げられているメニューをしばし眺めます。チキチキカレーもぎゅうビーフカレーも月替りもどれも魅力的です。が、唯一数量限定と書いてあるのが「ベジラムキーマ」
Google Mapの口コミを見てもなんだか人気の「ベジラムキーマ」。売切れ続出の「ベジラムキーマ」。僕の前には5名のお客さん。なんとか間に合うんじゃないの「ベジラムキーマ」と、無事に注文すべきメニューが決まりました。
ラムキーマの上に乗っている大葉とトマト、オクラが良いアクセントでカレーの香辛料とも合わさって、癖になる味です。並んで良かった。そう思えるカレーでした。
というわけで、駄文に駄文を重ねましたが、2023年3月の「ひとり旅ろぐ。関西編」はこれにて終了です。
次に「ひとり旅」に出かけられるのはいつかわかりませんが、またふらっと旅行に出かけたら、こちらに綴りたいと思います。
次回からは、大学の授業で巡っている東日本大震災の震災遺構の話を書こうかと思っています。では、また。