次年度に向けて予算をつけて行うべきことを区長へ要望しました
【予算要望】とは、区の行う仕事に対し、次年度に向けて、予算をつけて取り組むべきことを、要望することです。
本日、山崎江東区長へ説明し、お渡ししてきました!
会派でまとめて、区長に要望するものですが、私からの要望内容を以下にまとめたのでご報告します。
毎年、ブラッシュアップしつつ、その時必要なことを漏れの無いよう追加しています。
【医療】
予防接種への助成
・2022年度に実施した季節性インフルエンザ予防接種の助成を継続すること
・小児予防接種であるおたふくかぜワクチンの費用補助を行うこと
子宮頸がん検診の充実
子宮頸がん検診ガイドラインで推奨グレードAに定められる30~60歳の女性に対し、HPV検査の費用助成を行うこと
【教育】
がん教育における外部講師の活用
2022年度に行った「がん教育」における外部講師の活用は、今後も継続し実施すること
いじめ第三者調査委員会の迅速設置
いじめ第三者調査委員会の設置に関する予算を準備し、設置すること.
また関連団体と協定を結び迅速に設置すること
【ジェンダー平等・女性への支援】
男女共同参画社会の推進
・男女共同参画社会の推進のために担当職員を増員すること
・計画策定時のみならず、計画進行中にもコンサルティング会社を入れ現状確認・阻害要因を明確にし、そのプロセスをモニタリングし、取り組みを着実に進めること
DV被害者支援の拡充
・DV被害者支援を行う民間団体へ運営補助を行うこと、また男女共同参画推進センターを活用し、活動場所・設備の提供を無料で定期的に行うこと、また支援事業や研修実施時には区主催事業に準じた一時保育利用も認めること
・DV被害者の緊急避難先を確保するため、ホテル宿泊費の予算を確保すること、またその際は既存の制度に当てはまらないケースに対応するためできるだけ費目を固定せず柔軟に使えるような事業を創設し、DV被害者支援を早期に開始すること
困難を抱える女性への支援の充実
母子生活支援施設の空室を活用した婦人保護(緊急一時保護)事業を拡充すること
離婚前支援の充実
・離婚前支援を充実させること(住居確保や金銭的援助)
・母子及び父子福祉資金貸付は離婚前(離婚調停開始時)から利用できるようにすること
【子育て支援】
子育て家庭への家事・育児サポートの充実
子育て家庭へアウトリーチ(家事・育児サポート)を行う支援人材の育成を行うこと。また、育成を行う民間団体への補助を都の予算も活用し行うこと
東京都事業「家庭と子供の支援員」導入校の拡充
いじめ、暴力行為、児童虐待など生活指導上の課題への対応や、不登校について、児童・生徒とその保護者への支援策である東京都事業「家庭と子供の支援員」の導入校の拡充を行うこと
一時保育のWEB予約システムの構築
一時保育のWEB予約システムを構築・運用すること
医療的ケア児の受け入れ
医療的ケア児の発達特性やニーズに合わせて、区立幼稚園・保育所等での受け入れ体制を早急に整え、受け入れを拡充すること
障害児を育てるひとり親のニーズ調査と支援の拡充
・障害児を育てるひとり親支援のニーズを調査し支援の拡充を行うこと
・障害児が2人以上いる場合でも、ヘルパー派遣の人数を増やして対応できるよう区独自の事業を開始すること
【その他】
行政のDX(デジタルトランスフォーメーション)
行政のDXを進めるため、庁内や関係機関へIP電話を導入すること、また出張や外出時に使える携帯電話の導入を行うこと
婦人相談員(女性相談支援)の待遇改善と増員
同行支援などで危険な業務を行う婦人相談員(女性相談支援員)に危険手当を支給し、「困難女性支援法」施行(2024年4月)に向け人員を増員するなど体制強化すること
保護犬の殺処分数を削減する取り組み
台東区「命のバトンプロジェクト」のように、保護犬の飼い主を支援し、殺処分数を削減する取り組みを進めること
こちらは実現しました!
毎年要望している中で、今年度実現したことは以下の通りです。良かった!!
・がん患者支援であるウィッグや補正下着の購入費助成
・ひとり親の養育費確保支援(公正証書作成費補助・簡易裁判や調停に係る費用の補助)
・3歳児健診において目の屈折検査導入(弱視の早期発見)
山崎区長は、しっかりと話を聞いて下さいました。
予算にひとつでも多く反映されることを期待します!
予算要望は、区内の団体からの意見をとりまとめたり、区の仕事を確認して内容の整理が必要なため、骨の折れる作業となっています。
今回は特に吉田要政調会長が中心に作業して下さいました。ありがとうございました!
毎年要望を追加したり、ブラッシュアップしていますが、これからも要望して参ります。
応援お願いいたします!