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霧島はるか
2021年4月29日 21:00
「東京」という連作短歌を三部作に分けて投稿した。この連作は物語形式になっていたのだけれど、主人公にはあまり救いのないエンディングを迎えさせてしまった。昨日三作目を投稿した際、コメント欄にテラダスオウさんがこの連作に対して素敵な短歌を送ってくださった。 明けがたのセットリストを編集すあのこも野良も陽にあいされる 上記がその短歌なのだけれど、この短歌のおかげでどうしようもないどん底にいた主人公
2021年4月12日 10:23
眼下に広がる無数の日常は、僕のことなんか気にもとめずに、今日も勝手に時計の針を進めているわけで。僕は僕で、こうでもしないと自分のちんけな命をここに留めておく気にもなれず、今日も気づけばこうして縁に立っている。「飛ばないの?」背後から前触れなく発せられた言葉に、飛び上がらんばかりに驚き、危うくバランスを崩しかけた。とたん、下腹部の内側が締め付けられ、内臓だけがふわっと外に放り出されたようなかん