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父の仕事観から学ぶ

先週、3歳になる僕の息子の誕生日会で身内で集まった。

楽しい時間を過ごした後は、父と真剣な話をした。
タイトル画像の左が父で、右が僕。今年で父66歳、僕40歳の親子やね。

父は酔い、僕はノンアル。まあ今回、それは関係ないけどね(笑)

父は、現在は会長職として在籍。
満太郎の料理について、力を貸してくれている。というか、父がいてくれているから、成立しているのが満太郎であり、僕自身、父の味を世に認めてもらいたい。広めたい。そんな気持ちで満太郎の業態を開発した。

父の仕事である、商品に関することは少しずつ、僕が引き継いでいる。
そのためのセントラルキッチン新設である。

さて、父は、会長職といっても、ここ近年は社長である僕を立ててくれて、自分はNo2であり、裏方であると公言している。

自分がいつまでもNo2ではいけない。
今の社員から、No2が育ってほしい。

そんな話をしながら、父自身が雇われで働いているときに意識をしていたこと。ウイスキーを呑み、頬を赤らめながら、饒舌に語っていた仕事観から学ぶことが沢山あった。

父の経歴をざっくりと、まとめてみる。

香川県の田舎で育ち、中学校を卒業後、大阪へ。
中華料理を数店舗経営している小さい会社に就職。
出前持ちから始めて出世していき、その会社が年商20億円になるころには、取締役工場長(商品開や生産管理を担う)として、会社のNo2を担っていた。会社の業務以外にも、調理師学校の講師などを務めていたりした。
20年前に飲食店経営と食品製造卸売を営むことを目的として起業したのが、今、僕が経営している会社である。

こんな感じやね。

そんな父が、会社勤めの時に意識していたこと。

学歴の無かった自分は、常に危機感があった。
そんな自分が家族を持った。
家族を養っていくには、給与をもっと稼がないといけない。
自分の給与を上げるためは、会社が大きくならなければならない。
それだったら、俺がこの会社を大きくしてやる。
そして、会社を大きくしていくために、沢山勉強して沢山提案をしまくった。100個提案して、採用されるのは2.3個あれば、御の字。けど、100個提案するなかで、力が付いた。


実際に今でも、僕に最も多くの提案をしてくれるのは父である。
父の提案には、突拍子がないアイデアも多い(笑)
けど、その中から、「これはいい!」なんてことが沢山ある。
66歳になる父。YouTubeや本をよく見て、今でも沢山のインプットをしている。

僕自身、父の意識や姿勢には学ぶことしかない。感謝やなぁ。
まあ、こんな関係になるまで、、、
満太郎ができるまで、、、
親子が疎遠になるなど、色々あったけど、、、💦
そんな時期も経てこその、事業承継やね(笑)


ちなみに、↓の画像は次のセントラルキッチン兼新店舗の袖看板デザイン。

看板


僕が作っているけど、このデザインを考えるにも、何十通りも試したんよね。縦書き?横書き?フォントは?などなど。

「100個提案して、採用されるのは2.3個あれば、御の字。けど100個提案するなかで、力が付いた。」


僕は、誰かに提案する立場ではないけれど、、、
父の考えを大切にして、物事を1つ決めるのにも、あれやこれやと、沢山のことを試行錯誤するようにしたいね。そのほうが力がつくもんね。

チラシ用

この袖看板の左下。親子の写真を外観イラストに差し替えたら・・・
おっ、ポスティング用チラシやフライヤーに使えそうやん!


はやく、↓のネット通販サイトに、冷凍した商品を並べたいねん。

今週でセントラルキッチンの工事が終わる。

持ち帰り専門店のOPENは7月予定やけど、、、
僕はセントラルキッチンに籠って、冷凍機械で試作しまくるで~。

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