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企業が学生に求めるものは”挑戦”である

弊社では一次選考はだいたいグループワークを実施することが多いです。
その中でこの子は面白いな!と思う学生さんと面白くないな〜と思う学生さんがはっきりと分かれます。

その違いはなにかを採用担当者視点でお伝えします。

社会人と学生の違い

社会人と学生の違いはなんでしょうか?


ずばり”経験値”が違います。

グループワークでは自社や業界にまつわるケーススタディに取り組んでもらうことが多いです。
その中で社会人である面接官は圧倒的に経験値がみなさんとは違います。
そんな中でみなさんがその場で出されたお題に対し、経験がない中で提案するだけでは面白くない提案になる可能性が高いです。

ではどういった提案が面接官からの評価が良いでしょうか?

経験がないからこその強み

学生のみなさんの経験のなさは弱みでもありますが、強みにもなります。
経験がない分おもしろい発想が生まれる可能性があります。

過去の成功例失敗例を知らないからこそ、フラットな視点で提案ができるのです。
バイアスに囚われない核心をついた提案はこのような経験の浅い方から出ることも往々にしてあります。


ただ単に突飛なアイディアを出すだけではいけません。
実現可能かも重要です。
そして提案自体が目的を達成しうる手段となっているか?が一番大切です。

僕たち社会人にアイディアで勝つことができる要素としては、ユーザー視点、すなわち消費者や一市民としてニーズについて考えることができるところです。

ある意味社会人である僕たちは過去の事例を知っている分バイアスに囚われていることが往々にしてあります。
ユーザーを置いてけぼりにしてプロダクトやサービスを押し付けてしまいがちです。

みなさんはフラットな目線で物事を見ることができ、時にはクリティカルなアイディアが生まれることもあります。
重要なことはつねに消費者・ユーザー視点を持つということです。

日々の生活の中で漠然と過ごすのではなく、商品やサービスなどを純粋な消費者目線で評価してみることをおすすめします。
そして、負を感じたり改善できないかという視点で常に見て考えることで、グループワークで力を発揮することができます。


このように、みなさんの経験値の少なさが弱みであり強みとなるのです。
そのようなみなさんらしい”荒削り”な部分を僕たち社会人は期待しています。



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