斉藤ドラム2

【憧れの楽器プレイヤーと一緒に成長する方法!?】

こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。

何か自分以外のモノや人に対して、
「凄い!」
と素直に感じることがあります。
とても自然で、
人間らしい感情です。

これ自体はもちろん
素晴らしい事なのですが、
実はこの感情が行き過ぎると
【人間が共食いをする!】
という、奇妙な現象が
起こるそうです。

「共食い」というとなんだか大げさですが、
「凄い!」と強く思い過ぎると、
実際に戦いはしないまでも、
精神的に対立構造になることが多い。
特に強い憧れのミュージシャンや
先生、師匠がいたりすると良く起こります。

「凄い感」が起こす
精神的共食いの原理はこんな感じ。

「憧れの先生が凄い感を出す。」
→「生徒は表層意識で凄いと感じるが、
  その反動で無意識では
  自分を凄くないものだと思い始める。」
→「自分は凄くないので、
  無意識に成長しないように
  ブレーキをかける。」

「ずっと成長しないので、
 先生が怒ってさらに成長が鈍化する。」
→そのまま精神薄弱な
 生徒にとどまる人もいますが、大抵は
→「凄くない自分を否定したくなり、
  反動で先生を精神的に
  自分より下に置き、喧嘩する!」

こういう無意識の
「共食い心理」が働くことが、
とても多いようです!


確かに学生時代を
よく思い返してみると、
怒りっぽい先生には
沢山アンチ生徒がいました。

不思議と愛があって怒る先生には
「あの人に言われたらしょうがない」
感が出るのに、
愛がないと単に怒りの感情が
湧いたものです。

これも実はその先生が
「凄い感」を出していた
からかもしれません。


例えば僕は
チャゲ&飛鳥が大好きですが、
色気づいてきて、
ジャズやブルースにハマると、
J−popなんて面白くない!
と思うようになりました。

今思うと、
まだ自分を認められず、
劣等感があったので、
無意識にチャゲアスに
「凄い感」を感じて、
その後、勝手に見下して
いたんだと思います。


でも逆に!
飛鳥さんが最近大変な
事件を起こしましたが、
今の僕はその事件と彼の音楽を
切り離して考えられています。

僕自身、それなりに
キャリアを積んできたので、
それなりに自信があり、
必要以上に
「凄い感」を感じることなく、
等身大の音楽そのものを
認められるように
なったからだと思います。


ここまでくると
人生をグルーヴさせる
コツが見えてきます!

【人に何かを伝える時は
 凄い感を出さずに
 対等な精神でいる事!】

そして、

【人からものを習う時は、
 凄い感を受け流し、
 リスペクトし合う
対等の精神関係を
 自分の中に作る事!】

過去も今も、
自分を振りかえると
できていません。(苦笑)

でも、この気づきを元に、
さらに楽しく勉強し、
【一緒に成長し合える対等な仲間】
を沢山作る!

これこそが、
人生をグルーヴさせる
最大の秘訣のうちの
一つなのでは!?

なんて思った、
最近の僕の頭の中でした。

ピンときた方は是非
参考にしてみてください。

今日も一日ガツンと
グルーヴしていきましょう!

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斉藤彰広
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