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#王位継承
参考にならないヨーロッパの「女帝論議」──女王・女系継承容認の前提が異なる(「神社新報」平成18年12月18日号から)
スペイン王室は(平成18年)11月末、レティシア王太子妃が来春に出産する予定の第2子が「女子である」と発表しました。もし男子なら、「男子優先」を定める憲法の規定により、第1子のレオノール王女の王位継承権を「飛び越す」ことになるため、懐妊発表後から女帝論議が白熱化していた。そこで論議の加熱を防ぐため、誕生前の性別発表に踏み切った、と伝えられます。
新聞報道によると、世界中で女帝容認論議が起きて
「男女平等」か「ジェンダー平等」か──イギリス王位継承ルール変更の「パンドラの箱」(令和6年5月31日)
2013年イギリス王位継承法は、「王位継承をジェンダーによらない(not depend on gender)ものとし、王族の婚姻に関する規定を設ける等の法律」という長文題名がついているように、「ジェンダー平等」を明確に謳っている。〈https://www.legislation.gov.uk/ukpga/2013/20/enacted〉
ところが、以前、紹介した河島太朗・国会図書館主任調査員の翻
キャメロン首相はゲイ・コミュニティに訴えた──ピンクニュースを読む(2024年4月24日)
イギリスに、LGBT+コミュニティ向けのオンライン新聞、ピンクニュース(PinkNews)がある。設立は2005年。月間1億5千万人以上がアクセスする、世界最大かつ、もっとも影響力を持つメディアを自認している。
ピンクニュースで「David Cameron」を検索すると、2389件(4月23日現在)の記事がヒットする。そのなかのいくつかを読んでみると、創刊以来、ゲイ・コミュニティがキャメロンを熱
キャメロン首相の書簡──最高位の公職で男性優位は「異常」(2024年4月20日)
イギリスの2013年王位継承法は、ジェンダーによらない王位継承を定めている。以前は男子優先だったが、絶対的長子優先に変わった。
ルール変更の直接的契機となったのは、国会図書館調査及び立法考査局の主任調査員・河野太朗氏によると、デーヴィッド・キャメロン首相(保守党)が、英連邦諸国首脳に王位継承関係の法規範の変更を提案する書簡を、2011年9月末に送付したことだった。〈https://dl.ndl.
大変革のときを迎えたイギリス王室──男女平等継承どころではない(2011年10月15日)
報道によると、イギリスのキャメロン首相は、イギリスの王位継承の制度を男子優先から長子優先に変更する手続きに着手したと伝えられます。
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011101301000073.html
1701年制定の王位継承法は男子優先を定めていますが、これを改正するには、イギリス国会で改正を進めるだけでなく、イギリス国王を元首といただくイギリス連邦
イギリス労働党政権の王位継承改革案──皇室制度に接近するヨーロッパ王室(2008年09月30日)
◇婚外子にも継承権を認める?
イギリス労働党政権が、男性の優位、カトリック教徒の継承禁止を定めてきた王位継承法の改正案を準備している、と伝えられます。
http://www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2008092602000097.html
http://www.asahi.com/international/update/0927/TKY200