変わり行く薩摩土手 18 昭和の都市計画道路、緑地公園そして自転車道へと変貌する薩摩土手
薩摩土手の南部分について、都市計画道路が敷設され、市が公募した結果、三番町小学校の「さつま通り」と命名された。
この道路は、市街地の北にある国道一号線と東名高速など市街地を結ぶ重要な交通路となるとともに、地域の活性化にも寄与している。
薩摩土手の改修工事施行時に、起点から300mの井宮陸閘の東側で御用水道の歴史的な遺構である井宮水門の発掘され、その保存工事も行われた。
この井宮水門は、江戸時代初期に作られたもので、遠く竜爪山の湧水を水源とする御用水道が薩摩土手を